中国語で能不能と可不可以を使った表現に違いはあるのか?用法と一緒に検証してみた。
レビュー:★★☆☆
《ここがオススメ》
実際の例文と共に紹介されている為、非常にわかり易くおススメです。
《この動画の要約》
〇〇していいですか?という表現には2つ言い方があります。
1、可不可以
2、能不能
可以は出来るという意味で、可不可以で、〇〇出来ますか?
という意味になります。
能不能も同じようにして使う事が出来ます。
例文。
食べていいですか? 能不能吃?
・可不可以吃とも言える。
座ってもいいですか?
・能不能坐?
・可不可以坐?
可不可以(能不能)+動詞
この形を維持する事。
能不能吃は、食べてもいいですか?
食べられますか?
この2つの意味が含まれます。
《コメント》
今回は、能不能と可不可以の使い方についての解説でした。
中国語を勉強していて難しいと感じるのが、能や会や可以の使い方に迷うことです。
恐らく会と能の区別はなんとなく分かると思いますが、今回の可不可以と能不能ではどう使い分けるのか理解に苦しむはずです。
日本人の性格上これらをはっきりと区別したいところですが、結論からすればほぼ一緒で、どちらを使っても構いません。
しかし、どうしても納得がいかないという人の為に、この微妙なニュアンスの違いを解説しておきます。
可以と、能では強調したいポイントが異なってきます。
例文で言うならば、
可不可以吃は、ご飯を食べていいかという許可を他人に求めることに重きが置かれるのに対して、能不能吃は、どちらかと言えば「物を食べられるかどうか」(好き嫌い)
自分に重きが置かれています。
しかし基本的にはほとんど同じ意味になり、使って間違いという事はないのであまり細かい事は気にする必要はありません。
こんなことを言われると、いざどちらを使えばいいのか分からななくなりそうですが、慌てる必要は全くありません。
所詮外国語・・・自分の気分によって
「今日は能不能だな」
「明日は可不可以にするか」
見たいな軽いノリで決め、とにかくいち早く使えるようになるという事に重きを置いていきましょう。