中国語で【恥ずかしい】は4種類・害羞・不好意思・丢脸・惭愧

中国語で恥ずかしいは4種類あります(害羞・不好意思・丢脸・惭愧)

それぞれの使い方を動画で解説したものです。

レビュー:★★★☆

《ここがオススメ》

4つの微妙なニュアンスの違いが詳しく解説されているのでおススメです。

 

《この動画の要約》

★中国語の恥ずかしいは日本語のようにたくさんのシチュエーションに対応できないため使い分けが必要です。

★照れくさい…を表す中国語は「害羞」・「不好意思」の2つです。

更に、自分の欠点やミスがばれたら恥ずかしい・・・という時は、「丢脸」を使います。

その他にも、例えば自分は出来るはずなのに何か力不足で結局出来ずに恥ずかしかった・・・という場合は、「惭愧」を使います。

【例文】

和喜欢的人说话,我会害羞的。

好きな人と話をすると、すごく恥ずかしい・・・

(不好意思も同様に用いることが出来る。)

 

我刚刚买单的时候,发现没有带钱包。好丢脸啊!

さっき会計の時に、財布を忘れた事に気づいてとっても恥ずかしかった・・・

 

我在中国住了五年,汉语还说不好,真是惭愧

中国に住んで5年になるのにまだ上手く話せなくてすっごく恥ずかしい・・・

 

《コメント》

今回は恥ずかしい・・・に相当する中国語単語を学習しましたが、この中でもよく使うのが「害羞」「不好意思」の2つです。

そして上記の2つに加えて「丢脸」も使う事が多いので、害羞,不好意思,丢脸の順に覚えていくことをお勧めします。

 

「丢脸」に関しては直訳すると顔を無くした・・・という表現になりますが、日本語に相当する単語として、

合わせる顔がない・・・

顔も向けられない・・・

等をあげる事ができるのですが、これらの表現は中国語の「惭愧」にも当てはまる事が出来るので少し厄介です。

「丢脸」と「惭愧」の違いは動画にもありましたように、

★努力をしたのにも関わらず出来なかった・・・
★本来可能なはずなのに失敗した・・・

こんなシチュエーションで使う事が出来るのが惭愧です。

 

ただ自分自身惭愧と使うことはあまり多くないですし、私の中国人妻も惭愧と言っているのをあまり聞いたことがありません。

ですからやはり使う頻度としては圧倒的に丢脸に軍配が上がります。

 

また「不好意思」には2つの意味が存在し、恥ずかしいの他にも「すみません」という意味を持ちますが、

両者とも同じ音で単体では区別がつかないので、リスニングの際には前後の文脈で「恥ずかしい」なのか「すみません」なのかを判断するようにしてください。