中国語で曜日や日付を言いたいときの表現【星期・周・礼拜】から、
違いや失敗例まで詳しく解説していきます。
中国人講師から学ぶ使い方がこれだ
まず中国語になれ、発音や読み方・使い方を勉強するために、
中国現地の言語学校が無料で公開している映像から勉強して見よう。
なお、中国語が多用されているが、下記にて翻訳しているため、
分からなかった場合や確認等の際に見ていただきたい。
動画内容を復習
曜日の読み方は、星期+数字で構成され、
月曜日から土曜日までをこのように表すことが出来る。
いずれも星期+数字で構成されていることがポイントだ。
星期一
星期二
星期三
星期四
星期五
星期六
日曜日に限っては、2つのパターンがあるので個別解説する。
日曜日は星期七とは言わないので注意しよう。
パターン1は 星期日
パターン2は 星期天
どちらかと言うと、星期天の方が多用する傾向にあるので、
優先的に覚えていただきたい。
中国語の曜日は、【星期】意外にも存在する。
それが、【礼拜+数字】 【周+数字】
を使った用法だ。
周+数字で表す用法は日本語でも 1週間・2週間
という言葉があるのでなんとなく覚えやすいかもしれないが、
礼拜という言い方にはなじみが薄いかもしれない。
この礼拜を使った用法には、中国サイト百度で解説されているように
至于礼拜的说法,是来自基督教每星期日在教堂作礼拜的习惯,随着西方宗教的传入,
这种称呼也传入我国。
キリスト教の信者が毎週日曜日に礼拝を行う習慣から
来ていて、その習慣が中国にも入ってきたことから、
礼拜という言い方で曜日を呼ぶようにもなったとのこと。
実際の使い方
実際に中国で生活していると、たまにではあるがこの礼拜を
使って来る人がいる。これは相手が信仰心があるかないかは
関係がないのだが、確かにこの言い方も覚えておく必要がありそうだ。
しかし相手から礼拜を使って質問されても、自分は相手に合わせて
礼拜+数字で必ずしも答える必要はない。
礼拜+数字に対して、星期+数字や周+数字で答えても
もちろんOKである。
ちなみに、中国語初心者がテキストで学ぶ曜日の表し方は
必ずと言っていいほど星期+数字を勉強し、ほとんどの人が
星期+数字を使っているのだが、
実際には、星期と同じくらい【周+数字】の表現は使う。
自分は中国南方と北方の2カ所での生活経験があるが、
北方に移動してからやたらと、周+数字を使って曜日を言う
中国人が多いような気がする。
よって、南方では積極的に星期+数字を使っていたのだが、
移動してからはほとんど使う機会がなくなった。
もし中国に渡航される場合はこの点もチェックしておきたい。
では次に、中国語を交えた用法と間違い例もチェックしていこう。
相手に今日は何曜日?と質問したい場合は、
今天+星期几
今天+周几
今天+礼拜几
と言う風に言って見よう。
数字を尋ねる用法として几と多少が存在するが、
曜日に関しては数字が10未満であるため、几を使う。
決して、今天+多少+星期 とも、今天+星期+多少とは
言わないので注意していただきたい。
曜日と日付を交えた用法
ここまで来れば、最後は日付をプラスした言い方も
気になる事だろう。
日付と曜日の順序はこうなる。
年+月+日+曜日
2016年 7月26日※ 星期二
※日付に関しては、日の他にも号を使った用法があるが、
これはどちらでも構わない。
これで、基本的な日付と曜日を中国語で言う事が出来るようになる。
これらの発音に関しては、動画内でも解説されているので、
しっかりとチェックして発音できるようにしていこう。
特に、日本人は(ri)の発音が苦手であるため、
日曜日と言う際に、星期日が発音できない人が沢山いる。
もし今できないようだったら、あえて星期日ではなく
星期天と言う風にする事も出来るのだが、
なるべく、苦手なriを克服するためにも積極的に星期日を
使うようにしていこう。