中国語って全部漢字なので、時々嫌になってしまいますよね?
日本語と違って、漢字を忘れてしまえばどうしようもないですし、
漢字がもし嫌いだったら、本当に勉強が続くのだろうか?
と不安になることがあります。
検定を目指している人であれば、筆記テストの際に
漢字を多少書く必要があるので、漢字を覚えていないと、
試験に合格することが出来ません。
では、実際に現地で生活している身からすると
どうでしょうか?
正直言いますと、漢字が好きだろうが嫌いだろうが、
書けようが書けまいが、中国語のスキルに影響を
与えることはありません。
実際に現地で生活していて思うのは、
書けるかどうか、好きか嫌いかよりも、
読めるかどうかに
すべてがかかっています。
なぜならば基本的に書くシチュエーションよりも、
読むシチュエーションの方が圧倒的に多くなります。
もしあなたが日本で中国語を使うにしても、
求められるのは、漢字を読む能力です。
なぜならば、中国から来ている観光客の人は、
大阪を そのまま OSAKA
とは呼ばずに、中国語のピンイン読みで、
大阪 dà bǎn
と呼ぶからです。
もしあなたが 大阪の中国語読みを知らない場合、
相手が何を言っているのか分からなくなってしまいます。
私も日本に帰国したときは、必ずと言っていいほど
中国人と会話する機会がありますが、
日本に来ている中国人、日本に住んでいる中国人
は、少なからず日本の地名や 日本に関しての知識が
あります。
そして彼らは当然のように、日本で使う漢字を
そのまま中国語読みします。
よって、アメリカ人に通じる。
寿司⇒ susi!!
とか、
刺身⇒ SASIMI!!
とか・・・ そのままローマ字読みしても、一切伝わりません。
寿司は、寿司 (shòu sī)
刺身は、刺身 (cì shēn)
吉野家は、吉野家(jí yě jiā)
です。
よって、ちゃんと中国語で どう発音するのかを
覚えておかないと、せっかく話になっても、
会話についていけなくなります。
ですので今からしっかりと、中国語でなんて言うのかを
少しずつ勉強していく必要があります。
・・・・・・・・よく聞く単語・・・・・・・・・・・
当然全部を覚えるのは大変なので、
よく聞く単語を覚えていきましょう。
寿司は、寿司 (shòu sī)
刺身は、刺身 (cì shēn)
吉野家は、吉野家(jí yě jiā)
この3つに加えて、
地名は、
北海道 běi hǎi dào
本州 běn zhōu
九州 jiǔ zhōu
冲绳 chōng shéng
これに加えて、
东京 dōng jīng
大阪 dà bǎn
福冈 fù gāng
新宿 xīn sù
京都 jīng dū
くらいを覚えるようにしましょう。
食べ物に関しては、
先ほどの寿司・刺身・吉野家に加えて、
よく使うのが、
大阪烧⇒dà bǎn shāo お好み焼き。
そして、人物で意外に多いのが、
山口百恵 shān kǒu bǎi huì
高倉健 gāo cāng jiàn
安倍晋三 ān bèi jìn sān
ですので、覚えるようにしましょう。