只要を使った中国語例文と、使用法を今回はじっくり解説していく。
途中で動画も交えて解説しているので、発音等もチェックしていただきたい。
中国語【只】の意味を復習
中国語を学習していると、よく只とか、只有,只要という
言葉を見かける事が多いが、これらは何を意味しているのか・
どう違うのかが気になってくるところだ。
まず覚えておきたいのが、只という単語が ただ・・・
という意味を含んでいるという事だ。。
この只が入ることで、ある限られた状況下で発生する事を
表現していくことが出来る。
では実際に、今回只要の使い方を解説したビデオと共に
勉強してみる事にしよう。
もちろん今回も中国語だが、下記に解説を加えている為、
リスニングの向上に繋がる。
只要+就で組み合わせる場合が多い
では下記から解説を加えていく。
只要を使う場合は、只要+就で組み合わせて使う事が多い。
只要と就の間には、ある十分な条件を指定し、
就の後にその結果を持ってくるというわけだ。
文面だけではわかりにくいため、例文と一緒に見ていこう。
只要便宜就好,样子,颜色什么的都没关系
(安さえすれば、スタイルや色はどうでもいい)
安い・・・という絶対条件を出し、そうであれば(結果)他はどうでもいい。
只要您打个电话,我就马上来。
(電話を一本くれさえすれば、すぐに飛んできます)
電話をする・・・という絶対条件の下、すぐに行く・・・という結果。
大体のイメージが分かっただろうか?
只を使った例文は多い
中国語の文を見ていくと、意外にも只を使った例が多い事に気づく。
しかし、その内容を見ていくと只などと単独で用いられている事も多く、
果たして只有と言いたいのか、それとも只要,只是なのか?
分からない時がある。
しかし単独で用いられている場合は、本来つけるべき只有の有が
省略されている場合がほとんどだ。
我只在乎你,
一生只爱你
これらは単独で只を使っている例だが、決して只要や只是等の意味は
含まれいない。
この場合は、
我只在乎你=我只有在乎你
一生只爱你=一生只有爱你
という事になり、いずれもただ君だけを・・・という只有の意味となる。
このようにいくつもの使用例がある只のため、それぞれの違いを
はっきりとさせないと、相手に伝えたい意味が上手く伝わらない
場合もある。
それを避けるためにも、今後只をどのようなシチュエーションで
使えるのかイメージトレーニングをする事をお勧めする。
今回は只要であった事から、
・どのようなシチュエーションで、ある一定の条件を出し【只要以降】
一つの結論を導き出せるのか?【就の後に使う】
ぜひ考えてみよう。
発音に関しては、日本人の苦手な只 (zhi) が出てくるので要チェックだ。
また意外にできていないのが、就(jiu)の発音。
見た目上 jiuなのでジウ!と発音したいところだが、
実際にはoが含まれたjiou(ジォゥ)風になるので、
先ほどの中国人の発音をチェックしていただきたい。