中国語で〇〇すぎる・・・と言う時、太~了と言いますが、
今回は似た表現である【~的要命】の使い方について解説した動画です。
レビュー:★★☆☆
《ここがオススメ》
現地の人が使うローカル中国語が解説されているのでおススメ。
使い方解説
普通は太~了を使う事が多く、ポジティプにもネガティブにも
使えるが、今回紹介する〇〇得要命を使う時には、
ネガティブな時に使う事が出来る。
これを使用する事で感情の程度を表すことが出来る。
例文
老板天天让我上班,加班天天让我累得要命
毎日残業で、疲れてしょうがないの。
加班不说还不给我加班费,气得要命
しかも残業代も出ないんだよ。ほんと嫌になっちゃう。
天天批评我,让我天天哭得要命
毎日怒られるしさ、泣いてばっかりだよ
最后,最关键的是,没有午饭时间
極めつけに最悪なのが、ランチを食べる時間もないの
天天饿得要命。
毎日腹ペコでしょうがない。
《コメント》
中国語初心者ならば、太~了を使った例文は比較的簡単に
出来るようになるが、太と很の区別が出来ていないうちは、
まずそちらから勉強するようにしよう。
今回の得要命はネガティブ感情に属している。
普段ポジティブ感情やネガティブ勘定を意識する事は
少ないかもしれないが、中国語を勉強する上では必要となる。
例えば、暑いという形容詞を例にしてみても、
暑いのが好きで「暑ーい」という人もいれば、
暑いのが嫌いで「暑ーい、死にそう・・・」
という人もいる。
このように同じ単語でもネガティブなのかポジティブなのかが
わかれるという事を理解しておこう。
今回の得要命はネガティブ感情で使うという事なので、
哭得要命 = 泣いて仕方がない
气得要命 = 怒って仕方がない
累得要命 = 疲れて仕方がない
饿得要命 = お腹が空いて仕方がない
热得要命 = 暑くて仕方がない
これらはすべてネガティブ感情だと言える。
自分の感情をしっかりと分析して単語を用いていくようにしよう。
場合によっては、本来ポジティブ感情で付けたはずの表現が、
相手にとってはネガティブ感情と思われてしまう事がある。
以前初心者の頃に、この点を意識しないである単語を使ったところ、
相手に勘違いされたことが何度もあった。
ネガティブをポジティブに思われるのは得だが、
逆だけはあまりうれしくないので、しっかり勉強して使い分けが
出来るようになってから使いたいものだ。