中国語で「分からない」を言う時どうしたらいいか、詳しく動画で解説しています。
(その他動画解説の補足・・・说と讲の違いもあり)
レビュー:★★☆☆
《ここがオススメ》
中国本場の先生が日本語を交えて解説しているのでおススメ。
《この動画の要約》
・中国語で話しかけられて分からないときどういうか?
・我不懂
・わかっているよは⇒不懂
・違いは動詞に否定の不があるかどうか。
・さらに分かるっているよは、「明白」でもOK
・ちょっと中国語が話せるは、 我会讲一点中文。
・讲と说は同じ意味。
・もう一回言ってくださいは、请再讲一遍。
・中国語で何ていうのか分からない場合は、
用中文怎么说と言う。
・用中文怎么讲より、用中文怎么说の方が自然である。
・名詞が分からないときは、これ・あれ 这个 那个を活用して対処できる。
《コメント》
中国語で似た表現が沢山あるので使い分けをするのに困る時があるが、
今日の一文もその代表的な例だ。
今回の動画で、说と讲の意味がほぼ同じなので、どちらを使っても良いと
解説されていたのを覚えているだろうか?
確かに会話上相手は聞きとれるので問題ないと言える。
しかし日本人の私たちにとってはもう少し詳しい解説が
欲しいと思わないだろうか?
なぜなら、いざ使うとなるとどっちを使えばよいのか混乱するからだ。
そんな方の為に、補足を付け加えておこう。
確かに動画で解説されていたように、说と讲はどちらも話す・言う
に相当する動詞で意味に違いはない。
ただし、中国の土地で使う頻度が異なってくる。
中国南方によくみられるのが、讲という使いまわしで、
中国北方によくみられるのが、说という言い方だ。
さらに、マレーシアにも沢山の中国人や中国語を
話せる人がいるが、彼らも多くの人が讲を使う傾向が強い。
どちらが良いかと100%結論付けることはできないが、
聞いたイメージでは、
讲を使った場合、「この人は南方だな」
というイメージを持ちやすい。
中国全体の割合でみた所、やはり说を積極的に用いる傾向が
強いので、今中国語を学んでいる方もその点を意識して、
说80%、讲20%くらいの感じで使っていくのがベストだろう。