前回いつ緊張しましたか?
パートの面接だったり、子供の試験結果の時だったり・・・
色々な事が原因で緊張しますよね?
実は言うと中国語を勉強して、
中国語を話すときにも、緊張するんです。
と言っても、それは話せないときの段階の事を言います。
今日は、どんな時に緊張するのか、
私の体験談を書いていけたらと思います。
外国語をしゃべるという事は、
慣れないうちは、想定外の事が生じたり、
話せなくなってしまって言葉が詰まったりもします。
そして、微妙な表現もうまく言えなかったりなので、
苦労することが多いのが現実です。
つまり一言で言うならば、
困ったな・・・
という事が多いんですよ。
例えば例をあげますと、
中国語というのは、動詞を先に言う習慣がありますよね?
普段日本語をしゃべっていて、自分が しゃべれるかどうか
わからないという現象は起きないのですが、
外国語、特に動詞を先に言う言語に関しては、
不安との闘いになり、実際にすごく緊張します。
・・・・・・・・・実例・・・・・・・・・
私は、彼に明日9時30分に家に来るように言いました。
例えばこんな一文があったとします。
日本語では「言いました」 という動詞が最後に来ていますよね?
つまり最後の結びが動詞になっているわです。
ですから、長文を言うとき、頭の中というのは実際には、
彼が何を言ったのかを考えながら話し、最後に
言いました!! と言ってゴールするわけです。
この感じ分かるでしょうか?
日本語は、〇〇+を+した
という風に、何をしたのかが先に来て、最後に した(動詞)
で完結しています。
しかし中国語の場合はどうでしょうか?
動詞が先に来るので、
した!!+〇〇を
という風になります。
ですから先ほどの文に当てはめると、
語順としては、まだ彼が何を言ったのか自分の頭で
まとまっていなかったとしても、
まず初めに、
「言った!!」
と宣言しなければいけないのです。
そして、言った!!の後に 彼の言った内容を話す
必要があるので、 動詞を先に言うと なんだか
落ち着かないんです。
私が勉強を始めた時は、本当に不安でした。
なぜならば、うまく話せないので、
「言った!! というものの、そのあと彼がなんて言った
のか、うまく中国語でまとめられないんです」
しかも、初めに〇〇を言いました!!って大々的に宣言してるみたいで、
とにかく緊張するんですよ。
この気持ちわかりますか?
例えばさっきの文、
私は、彼に明日9時30分に家に来るように言いました。
中国語では、
wǒ duì tā shuō míng tiān zǎo shàng jiǔ diǎn bàn lái wǒ jiā ba
我对他说, 明天 早上 九点 半 来我家吧
になるんですが、
最初に 我对他说!!
って言いますよね?
つまり先に宣言しちゃってるんです。
私が学び始めたばかりの頃は、この習慣に頭がついて
いかなかったですし、
中国語を話すときにすごく緊張しました。
さっきの我对他说 とか、我说 他说とかなら、
簡単に覚えられますよね?
ですから、比較的初期の段階でも言えるんですよ。
でも肝心なのがその後ろ・・・
そして、皆が聞きたがっているのも この後ろの部分なので、
言ったものの 言えなかったらどうしよう・・・
っていう不安と戦っていました。
この疑問についてなんですが、複文を少しずつ言えるように
なってくると 不安でなくなってきますし、
中国語を話せば話すほど、頭の中にそのイメージが出来てくるので、
自然と 当たり前になってきます。
もしかしたら英語が出来る方は同じような思いをされたかもしれませんが、
私は英語をちゃんと勉強してこなかった人なので、
悩まされました。
初めは何でも 戸惑いと 緊張が続くものです。
でも、その先に明るい未来が待っているので、
決して投げ出さないでくださいね。
今出来ることを少しずつ、地道に頑張っていきましょう!!