中国人の体系は痩せていると思っている人が多いですが、実際現地で暮らしてみた現状をお伝えします。
中国人は太っている!
中国人女性ならチャイナドレス=細身?という勝手なイメージがあります。男性は?正直思い浮かびませんでした。ただなぜか中国人は太っているというイメージがあまりないんです。
では現実はどうでしょうか?
残念ながら・・・メタボリック人口であふれています。それも若い人たちまでです。では具体的にその原因を解析していきましょう。
まず、なぜ私が中国人のお腹がメタボリックだと知っているのか?
答え!
これは彼らの習性に起因します。普段の時期ですと、当然私も彼らがメタボなのかなんてわかりません。しかし夏になると、ある奇跡の行動を起こします。それは、かなりの人数の中国人男性が、上半身裸で歩いています。
その他、Tシャツをまくってお腹を出している人が本当にたくさんいます。理由はただ単に暑いからでしょう。
日本人はお腹を出すと、お腹が冷えるから・・・という思考パターンですが、どうやらそういった概念はないようです。
そして、そのお腹が!!見事にメタボ85㎝以上 でした。
この光景はかなり笑えます。写真がないのが残念ですが、ぜひ夏に中国を訪れた方はこの名物を見学なされてみてください。
では次になぜメタボという体型を生み出したのか?その点について考えます。この問題も正しく理解しないと、中国で生活を始めた時にあなたの健康に害を及ぼす可能性があります。
この問題の多くは、食生活にあると言えるでしょう。とにかく中国料理は、油の量が多いです。
油が多い=美味しい。
と思っているようなので仕方ないですが、確かに美味しいのが事実。更に日本のようにテフロン加工のフライパンを使っている家庭なんてまずありません。
基本あの 大きな中華鍋を使うので当然加工なんてされていないんです。その鍋で炒め物をすると、くっつく、くっつく。。。
油をたっぷり入れないと炒め物なんて できないです。私はよく中国人に健康のため、そして油節約のためにフライパンを使うように薦めるんですが、いまだにフライパンの良さを知っているのは中国人の妻のみです。
妻は私と結婚してからいち早く フライパンとテフロン加工の素晴らしさに気づき、導入しました。
どこからこの習慣が来たのかは知りませんが、この油を大量に使うくせ・・・きっと長い長い中国の歴史の中できっと生まれ、それが伝統化し、今につながっているのだと思います。
体型から理解する中国人の運動習慣
では次に、体型から分析する中国人の運動習慣について取り上げていきます。
私の知る限りでは中国人はインドア派だと思います。しかし、それを否定するような現実もあります。
例えば。
1、中国の夜の公園や広場には沢山の人が集まって散歩や運動をしている。
その通りです。
中国の夜は本当に賑やかです。ありとあらゆる人たちが外で運動をしているので、一見、中国はスポーツの国のように見えてしまうのです。しかし、騙されてはいけません。彼らの人数はごく一部に過ぎないのです。
わたしはよく強調しますが、
13億人の人たちです。
日本の13倍です。
公園に夜沢山の人がいようとも、まだまだたくさんの人がいます。 では彼らは主にどのような生活を送っているのでしょうか?
私はたくさんの中国人と交流をしたことがあるので、彼らの生活スタイルは大体わかります。
まず子供たちですが、彼らは毎日勉強に追われています。
宿題・・・よい成績・・・テストで満点を・・・ 子供たちに自由なんてありません。すべての人が東大を目指しているのではないだろうかと思わせるくらい・・・
彼らは勉強に追われています。それはなぜか?日本で一般的には、高校受験からが勝負!!ですが、彼らにとっては中学受験も勝負なんです。
日本では、大体どこの学校を出ようとも高校受験はできますし、小中学校で学力の差が田舎と都会で差が出るなんてことはないと思いますが、中国ではこの差が大きいのです。
それで、将来良い仕事!金を稼ぐために、絶えず高校受験のような生活を強いられています。よって、子供たちに当然遊ぶ時間なんてありません。
本当にかわいそうな子供たち・・・です。子供のときくらい少しは自由な時間があればいいのにと思います。
では大人はどうでしょうか?今までの流れから想像できるはずです。
とにかく仕事に追われています。
日本人も、基本的に忙しい国民ですが、中国人も負けずと忙しい国民です。
ある中国人と会話をしたときに出た一言・・・
「あー今日から30日連続出勤だ・・・」お分かりのとおり、彼らに休みがありません。
週休2日なんてまず聞かないです。自分だったら死んでしまうかもしれません。そして当たり前のように一日あたり10から12時間労働。本当にタフな国民です。
よって、ほとんどの中国人に休みや、空き時間というものは存在しなく、当然運動する時間もないのです。つまり公園で見かける運動している人たちは、13億人のごく一部ということになります。
これらのデータから、中国人はインドア派!!と結論できます。
中国の野球事情
中国人の運動事情を理解したところで、次は彼らの野球に対する見方について見ていきましょう。
まず、日本人がスポーツと言うと何を思い浮かべるか?
野球 サッカー テニス バスケット マラソン
当然他にもあると思いますが、野球やサッカーは 結構している人多いはずです。してなかったとしても、男性なら簡単にボールを投げるくらいはできるはずです。ところが、中国の子供たちは本当に無知と言っていいほど運動が出来ない子が多いのです。
たとえば日本ではお祭りなんかで(今は少なくなったと思いますが)ボール投げて懸賞にあてるゲームができる屋台見たいのが以前はあったと思いますが、同じようなものが中国にもあります。
しかし、中国式ゲームはびっくりするほど距離が近く、 遊んでいる子供たちのレベルがとんでもなく低い現状を目の当たりにしてしまいました。
これは確か初めて言った中国海外旅行の時に見た光景だったと思いますが、いまだに衝撃的で鮮明に覚えています。
もし自分が挑戦したら、間違いなく大当たりを狙える程度のレベルだったのですが、あえてしませんでした。ではなぜしなかったか?それは、あててももらえる懸賞がしょうもないものだったからです。
その時から現在まで4年以上が経ちましたが、今でも外出てて思うのは、野球をしている子供が本当にいません。自分の記憶では一度も見たことがないです。そしてさらに驚くのが、野球に関する知識です。
女性の方は出来ないにしても、最低限ルールとか、野球で使う言葉は知っていますよね?
例えば。
ストライク・ボール・アウト・ホームラン・バッター・ピッチャー・キャッチャー
説明する必要はありません。
しかし、野球事情に詳しくない彼らは、
なんであのボールを投げる人(ピッチャー) の向かい側に
ボールを受ける人(キャッチャー)がいるの?
というような質問も平気でしてきます。
そこで私は聞き返しました。
「えっ?ボールを投げる人がいて受け取る人がいなかったら、どうなる?ボールどこいくの? 」
キャッチャーがいない野球・・・ そういえば私自身も子供の時に人数が足りなくてやったことがありました。 壁を後ろにすれば、まあ可能と言えば可能です。
人間、当たり前だと思うことを質問されたり否定されたとき、からかったり笑いたくなったりもしますが、何が当たり前なのか、その基準は誰が決めるんでしょう?
ピッチャーがいてキャッチャーがいる。
これは野球界においては当たり前なのかもしれませんが、本当に全く無知の人から言わせれば、投げる人がいて受け取る人がいなくてもOKなのかもしれません。
よく考えてみれば、ボーリングは投げる人がいますが受ける人はいませんね!!機械が処理してくれます。
このように、中国人体型から分かる現地の運動事情はかなりひどく、メタボ人口は今後も増えつつあります。中国現地で生活をする際には、腰回りの変化に敏感になりましょう。
[cta id=”5731″ vid=”0″]