中国日常の食生活基本【まとめ3】

中国で生活するために 踏まなければならないステップ

それは中国の食を理解することです。

以前の記事でも紹介したのですが、前回紹介しきれなかった分も

含めて今回また一気に写真と共にお伝えしていきます。

それでは今回はご飯系から紹介します。

盖饭

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ガイファンと読みますが、ご飯の上に直接おかずを かけて

食べるタイプです。

おかずの種類は様々で、豚肉と一緒に野菜を炒めたりすることで

かなりのスタミナ系料理となっています。

例えばお店でチンジャオロースを食べたければ、

メニューには基本的に2種類あり、

ご飯つきと、ご飯なし。

ご飯にぶっかけて食べたい場合は、この盖饭を注文します。

つまり中国語で青椒肉丝盖饭となります。

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こちらはご存じの通りチャーハンです。エビが入っているのが

確認できるので、広東省付近の海鮮チャーハンです。

広東以外では海鮮系を嫌がる人も多いので、入っていない場合が

多いです。

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これは土豆丝という料理で、ジャガイモを細く切ってピーマンと

鷹の爪を加えて炒めた料理です。

この写真にはご飯がついていないので、盖饭ではなく、

普通の土豆丝ですね。 ご飯がつく場合は土豆丝盖饭

となります。

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これは水餃子です。

中国では一般的に水餃子を食べるのが基本で、焼き餃子を

食べることはほぼありません。よって焼き餃子とご飯を

一緒に食べるという習慣も日本独自の文化が考え出したものであり、

中国人は餃子を食べるとき、お米は食べません。

餃子とお米を一緒に食べると 笑われますので くれぐれもお間違いの

ないように。

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以前に馒头という具なし肉まんを紹介しましたが、こちらが

日本で言う肉まんに最も近い包子という食べ物です。

中には具が入っており、肉だったり野菜だったりと様々ですが、

私の統計では野菜系を好んで食べる人が多いです。

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先ほどの包子をさらに小さくしたもの。

これが有名な小籠包です。 中には肉が入っている場合が

ほとんどですので、日本で食べる小籠包とほぼ同じ味がします。

小籠包と言えば、杭州が特に有名で、蘭州のラーメンのように

小籠包で店を出すならば、看板には杭州の文字を出すのが

一般的です。

それでは最後に中国の火鍋を紹介します。

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中国では年中鍋をして、夏でもこのアツアツの物を食べるんです。

写真は重慶の有名な火鍋で、日本と異なるのは 鍋が真ん中で

分かれていることです。

これは鸳鸯锅と呼び、一般家庭でも使われるんですが、

ように2種類の味を楽しむことができます。基本的に辛いのと薄味で

合わせて食べます。 辛いものは真っ赤っかですので、

私たち日本人は注意する必要があります。

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そしてこちらも火鍋なのですが、日本で言う しゃぶしゃぶ鍋を

使っていますよね? この真ん中の突起物は本来なんの役割を

果たすのかご存知でしょうか?

実はここに炭を入れて燃やすんです。 つまりこの中央部の突起物は

煙突です。  わたしも中国に来てから知ったのですが、本来しゃぶしゃぶ鍋

にはこのような意味があるのでした。

それでは、今日も中国の代表的な料理を紹介しましたが、これでもすべて

紹介しきれていません。

しかし、今からイメージすることで あなたの中国での生活をよりスムーズに、

より快適なものにすることができるでしょう。