中国人観光客は日本が好きかと思いきや、
意外にも不便であるとの声も聞く。
彼らから見た我が国を検証し、中国語の勉強にも応用してみた。
日本を離れたからこそ分かる視点
日本での生活は快適ですか?
多くの人が日本が一番と答えますよね?
わたしも以前はそう考えていました。
でも・・・実は今メチャクチャ不便です。
なんでかというと、日本で中国語が出来ない人が沢山
いるので、私の妻が困るんです。
駅や大きな施設では 中国語表記も増えてきましたが、
まだまだ満足できません。
例えば、中国の西双版纳という都市は、
タイの国境に近いので、店の看板表示が
中国語とタイ語で書かれているんです。
日本でも一部のお店は中国語の看板を取り入れはじめ
ましたが、もう少し時間がかかりそうです。
それは当然、地球上には沢山の言語があるので、
中国語だけをひいきする つもりはないんですが、
たくさんの中国人観光客の方が来られているので、
今後に期待したいと思います。
外国人の心を知ることから始まる経済対策
今日は、中国人視点で 見つめてみたいと思うのですが、
まず、もしあなたが外国に行って、日本語や分かる表記を見た時に
どんな風に感じると思いますか?
例えば外国では、トイレはどこにあるんだろう・・・
とか心配しますよね?
基本的に話せないときは 相手に聞けないので、
自分で探す必要があります。
もし海外旅行中に、トイレに行きたくなってしまうと、
どうしよう・・・ どこにあるんだろう・・・
と不安が山のように 積もってきます。
ショッピングモール等では案内もあるので、
受付カウンターにお姉さんがいて聞きたいんですが、
「話せない自分には全く持って効果なし・・・」
そのままスルーして探し続けます。
しばらく歩き続けていると、ついにトイレのマークを見つけました!!
🚻 人のマークです。
よかった・・・日本と同じ表記だった・・・
とその表記を見た時に、ホッとします。
人間だれでも慣れ親しんだものを見るとホッとしますよね?
同じように、海外から来ているお客さんも、
自分の母国語表記を見ると、とっても安心します。
例えば、
買い物をする時にカードを使えるのかとか?
自分の欲しい商品を見つけられるのか?
とか、とにかく不安でいっぱいなんです。
そんな時に、ちょっとした中国語表記があるだけで
安心させることができます。
また、あなたの中国語が上手でなかったり、全く話せないとしても、
せめて日本語で相手に話すときには ゆっくり話してあげる事や、
句読点をしっかり付ける事、長い文を分けて話す事を
徹底するだけでも相手に 安心してもらう事が出来ます。
でも・・・それが出来ない人がほとんどなので、
日本での生活は本当に不便です。
言語を学んだからこそ分かる心の奥
これは中国語を学ぶときも同じです。
あなたも中国語を勉強して、まだ初心者なのに相手が難しい言葉を
使ってきたり、普通の速度で話しかけられたりしたら、
全く聞き取れないので困りませんか?
しかも聞き取れないと、
「またわからなかった・・・」
とか、
「やっぱり全然進歩してない・・・」
とガッカリしますよね?
私も初心者の頃はガッカリしました。
でも徐々に聞き取れるようになってくると、
一つの事に気づきました。
・ある先生は言葉を選んで話してくれ
・ある先生は全く考えないで話している
どちらがいいと思いますか?
答えは、初心者の頃は1つ目が必要で、中級からは2つめが必要です。
つまり、初心者の頃は 優しさが欠かせません。
ちょっとした気遣いがないと、日本での生活が不便と感じてしまうように、
あなたの中国語も窮屈になって勉強したくなくなります。
例えば発音に関して言えば、自分だけうまく発音できなかったら
恥ずかしいですし、自分だけ進歩が遅れていたら焦りますよね?
中国語の先生に、
「もう一度言ってください!」
って2~3回くらいは頼めるかもしれませんが、
「10回お願いします」
「30回お願いします」
って言えないですよね?
しかも先生は人間なので、10回以上も生徒が出来ていなかったら
多少妥協します。
ですから初心者の頃や、以前勉強したけど上手く出来なかった・・・
そんな人には、何回でも聞ける動画形式が最適なんですよ。
そんな優しさが詰まった勉強方法を日本で見つけてみませんか?