とにかく〇〇して伝えましょう

中国語をある程度勉強して、

実際に使ってみると気づくんですが、

 

意外にも現地の人に伝わらないんですよ・・・

 

そんな悩みを抱えていませんか?

 

 

はい、実は私自身もその悩みを抱えていました。

 

 

そこで、なんでなんだろう??って考えた事ありませんか?

私はずっと考えていましたよ。

 

なぜならば、現地で生活しているので、自分の言った中国語が

もし伝わらなかったら生活できませんしね。

 

といっても以前にも書いた通り、中国に住んでいるからと言って

必ずしも中国語が話せるようになるわけではなく、

 

避けようと思えば 異国の地でも母語でやっていけます。

 

でも正直考えてみたら、そんな生活スタイル嫌ですよね?

 

 

日本に住んでいて中国語ができないなら仕方ありませんが、

中国に何年も住んでいるのに中国語出来なかったら、

 

結構問題ですよね?

 

ですから、私は現地で生活して伝わる中国語を習得するために

努力しましたし、

 

問題にぶつかった時は 諦めずに解決するまで勉強し続けました。

 

 

そして、自分なりに分析した結果まず思いついたのは

発音の問題・・・

 

これは誰もが感じている点で、今中国語を学んでいるけれども伝わらない

と悩んでいるほとんどの人は、発音が悪いからだと思っていると思います。

 

 

確かに、この理論は悪くないと思います。

日本語と中国語の発音の仕方は違うので、ちゃんと覚えないといけませんし、

 

四声が間違っていたら、それだけでも意味が違ってくるので、

抑えるべき重要なポイントなんです。

 

でも、いくら発音を改善しても 伝わらない事があるんです。

 

そして面白いのが、伝わる時もあれば伝わらない時もあって、

なんでなんだろう・・・ってずっと考えていたんですよね。

 

そしてある時、重要なカギに気がついたんです。

 

 

以前にも書いたんですが、日本人と中国人では

リスニングの方法が違うということ。

 

 

日本人は 中国語に相当するピンインを 聞いて語句を判断しているのに対して

中国人は、主に声調に注目して聞いているという事。

 

 

つまり音の高低差がカギになってきますよね?

 

でも声調なんて既に分かっているし、よく区別できるように

発音しているつもりだ!

 

とほとんどの人は思っているはずなんです。

 

 

それでは、伝わらない根本的な原因をお伝えしましょう。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・伝わらない原因・・・・・・・・・・・・・・

 

なんでこれに早く気づかなかったんだろうと思いますが、

伝わらない原因はいたって単純です。

 

まず、最低限として、

 

1、ピンインが間違っていない

2、声調が間違っていない

 

ここはクリアする必要がありますが、それでも相手が聞き取れない場合、

 

問題の原因は

 

声の大きさにあります。

 

以前中国人の妻も言っていましたが、日本語を聞くと、

カタカタカタカタって聞こえる みたいです。

 

 

こっちは ゆっくりちゃんと発音しているはずなのに、

どうもそう聞こえるみたいです。

 

ですから、日本語を話す声量で中国語を話すと、

カタカタ中国語になってしまい、

相手が聞き取れなくなってしまいます。

 

 

ただでさえ外国語を話しているので自信がないですし、

一つ一つの音を確かめながら発音している感じですので、

 

どうしても声量が小さくなってしまうんです。

 

 

そこで、一度実験した事があるんですが、

もう正確な発音とかは無視して、 とにかく声調だけ気を付けて

 

大きな声で発声するようにしたんですよ。

そしたら意外にも みんな聞きとれた・・・っていうオチだったんです。

 

 

中国人の声はとにかく大きいですので、

小さなときから、大きな声を聞いて育ってきました。

 

そこに日本人のカタカタ中国語は確かに聞き取れないよな・・・

と自分ですごく納得しました。

 

 

私自身はこの法則を知っているので、 相手にもし伝わらなかった時は、

大きな声で言いなおします。

 

そうすると、ほとんどの人が聞き取れますよ。

 

この前だってスーパーで買い物をしたときに、 これいくら?って

聞いたんですけど、相手が聞き取れなかったんですよ。

 

そこで、もう一度

 

お腹に息をためて

 

さあ!!!!!

 

xī  hóng shì   duō shǎo  qián
西   红    柿     多    少      钱?

(トマトいくら?)

って叫びました。  そしたらいつものように伝わりましたよ。

 

 

私も日ごろから大きく発音しているように心がけていますが、

あの日は、とても寒くて・・・大きな声で話したくなかったんです。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・まとめ・・・・・・・・・・・・・・

 

 

発音も声調も正しいのに相手が聞き取れないという

悩みを抱えている場合は、

 

とりあえず、大きな声で発声してみましょう。

 

そして日ごろから大きな声で発音する癖をつけていきましょう。