中国語を短期でマスターするための概要をまとめています。ピンイン・発音・リスニング・基礎単語・文法・会話練習の概要で進めていけば、間違いなく効率的に短期で習得できます。
中国語短期集中の詳細
中国語を習得するために短期型の講座に申し込む方も多いかもしれませんが、今回はそのような有料講座を極力避け、お金を節約する方法を紹介していきます。まずは概要をご覧ください。
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ピンイン・発音学習
中国語のピンインの読み方を始めに学習していきます。一日4時間程度の時間を費やせば、2週間以内にはコツを掴むことが出来るようになるでしょう。
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リスニング
リスニングは1のピンイン・発音学習に並行して行います。日常会話編と専門用語編の2パターンでとにかく聞き流します。リスニングの期間に関しては、最低でも半年以上は必要です。
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基礎単語
まずは基本動詞から抑えていき大体の用法を理解していきます。日本語と違った特殊な用法もあるので、特徴を捉えられるように勉強していきます。その後、身の回りに有るものの単語帳を作成して日常会話で使う単語をまとめていきます。
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文法
話せるようになるための文法力はさほど高くありません。基本的な文法をマスターし、後は3で学習する単語力でカバーしていきます。
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会話練習
会話練習も同時進行することをおすすめしますが、ある程度基礎を理解してから取り組んでいくとスムーズに習得可能です。オンラインのスカイプレッスンで中国語力を強化します。
ピンイン・発音を短期で
中国語のピンインと発音を短期で習得するには、まず概要を理解する必要があります。漢字数や読みがいくつあるか?という事よりも、読み方の癖・コツ・パターンを理解する事の方が重要となります。
日本語の読みと同じもの
パターンを理解する上で役立つのが、読み方が日本語と同じものだったりピンインアルファベットの見た目で感じた読み方と実際に一致しているものを抑える事です。ピンインは基本カタカナ表記にすると正確ではなくなる場合がありますが、カタカナ表記でも出来るものもあります。
例えば aは確実に【ア】の読みでネイティブにも伝わります。
読みが日本語と異なるもの
カタカナ表記できるものもありますが、もちろんできないものも沢山あります。このような単語に全神経を集中して覚えていきます。
例えばzhenを【ジェン】と表記することは出来ませんので、攻略法を学ぶ必要があります。
また、日本人が苦手としている発音もありますのでこれらを踏まえたコンテンツで発音を2週間以内に攻略していきましょう。(習得には個人差が当然あります。)
これら特徴を区別できるピンイン表を使って2週間以内に攻略しよう!
なを発音のレッスンを行う際は、自分の発音を是非録音して音が本当にあっているかどうか確認するようにしてください。
リスニング
中国語のリスニングは2方向で進めていく必要があり、この学習方法はピンイン・発音学習に並行して行っていきます。初めは何を言っているのか分からない中国語も、数か月間聞き続ければ少しずつものになってきます。
中国ドラマで基礎単語攻略
中国ドラマを利用すれば日常会話で使う単語を習得していくことが出来ます。どのようなドラマを見るかで少し方向性が異なってきますので、あまり専門分野に特化しているドラマを選ぶと難しすぎて後悔することになります。初めは子供が見るアニメ等でも十分かもしれません。
中国現地のニュースで時事分野を攻略
中国現地のニュースを見れば、基礎単語に加えて大人が話すような専門分野にも手を出していくことが出来ます。現地のニュースを支障なく聞き取れるようになるには1年はかかると思いますが、全部を聞き取ろうとするのではなく、部分部分で関心ある分野を勉強していくことで、基礎のテキスト等では勉強しないような単語を増やしていくことができ、圧倒的な差で進歩をしていくことが出来ます。
ポイントは2つ・基礎と専門分野を同時に聞き流す事。聞き取れなくてもガッカリしない事
基礎単語
基礎単語は初め動詞から攻略していきましょう。中国語において核となる動詞を理解する事は非常に大切です。同じ動詞でも異なる意味を持つものもあります。まずは日常で使われる基本動詞25個を覚えるようにしましょう。
動詞を覚えた後に、日常で使う用語を単語帳にまとめていきます。とにかく家にあるものを見回して片っ端から覚えていきましょう。普段見かけないような単語は覚えても始めは忘れる可能性があるので、とにかく目に入るものから覚えていきます。
次に覚えた単語に肉付けをしていきます。
例えばテレビなら电视ですが、电视に肉付け出来るのは【テレビを見る・消す・つける・チャンネルを変える・音量を変える・リモコン】これらの語句です。
身の回りの単語を覚えたら、このような視点でもう一度個々の単語に肉付けしていきましょう。
単語は中国語学習の命です。中国語が上手かどうかは、発音を除けば単語量にかなり依存します。
文法
覚えるべき中国語文法は多くありません。中国語文法も2パターンに分けて攻略していきます。
話せるようになるための文法
中国語の文法は比較的簡単と言われていますが、それでも覚えるべき項目は沢山あります。そこで、話せるようになるための文法だけに意識を集中し、難しい文法は初めは無視します。当然少し不自由に感じる事もありますが、変な言い回しや語順を覚えるのは時間がかかるので、そこは単語力でカバーする方が効率よく学習できます。
聞き取れるようになるための文法
話せるようになるための文法は詳しく勉強する必要がありますが、聞き取れるようになるための文法はみっちり勉強する必要はありません。しかし勉強しないとネイティブやニュースで話される中国語が聞き取れなくなります。そこで、普段から意味が分からない文法表現を辞書で検索する癖を付けましょう。意味がなんとなく分かればOKです。
短期集中で習得するには特に文法に注目しよう!
会話
会話のレッスンを行うのは、それぞれの基礎・概要をつかめたころで良いかもしれません。初めからオンラインレッスンに申し込むと、中国語に慣れないうちからお金を大量に費やすことになります。
そこで初め基礎固めを少し行い、自信が付き始めたころに実際に会話レッスンを始めていきます。もちろんそれまでの間は単独で口に出して行ったり、親しい友人や家族に試しに聞いてもらう事も出来ます。
1か月一生懸命集中して学習し終えたころには、「そろそろ自分の中国語をネイティブに聞いてもらっても恥ずかしくないな」という根拠のない自信が生まれてきますので、そのような思いが少しでも出て着たら思い切って実践に取り組んでいきましょう。
無料で中国人と会話
少し効率が低下しますが、中国人が多い場所に自ら出かけていき話しかけるという方法も効果的です。この方法ではあらゆる中国人と会話が出来るため、オンラインレッスンよりもより現実的な中国語が身につきますが、効率面で考えるとやはりオンラインのマンツーマンレッスンの方が効果的です。
まとめ
中国語を短期で、なおかつ低価格でマスターするには言語学習の概要をしっかりと理解し、計画通りに進行していくことが重要です。今回記載した通りに実践していけば、素人でも日常会話をマスターしていくことは十分可能です。習得に費やす時間は人それぞれですが、センスのある人なら半年以内・長くても1年以内にはある程度ものに出来る事と思います。
当サイトを利用して中国語をマスター
中国語発音ウーマイ.comには、中国語をマスターするための数多くのコンテンツが用意されています。当サイトには複数のカテゴリーが存在し、このページを順に追っていくことで中国語を学習することが可能です。
1、まず初めに、中国語学習法のカテゴリーをご覧ください。
2、ピンインのカテゴリーを勉強してください。
3、発音のカテゴリーを勉強してください。
(発音に関してはyoutube上にアップされている動画コンテンツも紹介します。)
4、文法のカテゴリーをご覧下さい。
5、リスニングのカテゴリーをご覧ください。
6、基本的な学習方法の概要を掴んだところで、単語の学習もしていきます。
単語のカテゴリーもご覧ください。