中国語のコツがこんな近くにあったとは!【ウソでしょ?】

中国語のコツを知りたい・難しくてどうしたらいいのか分からない・・・という方の為に、「なるほど、そうだったのか」と納得してもらえるように、今回は徹底分析していきます。

 

 

 

まずは中国語学習のゴールを見る

 

 中国語を学習していてコツがつかめず習得できない人の中に、ゴールが見えていない人がいます。それってどれだけ危険な事か分かりますか?例えば、以前私が3か月かけて作成した脳解剖型NewStyle中国語塾がありますが、(現在は休止中)自分にとってかなりのビッグプロジェクトだったので、初めからゴールを見るように心がけました。

 

 もしゴールを見ずに、自分の好きなようにカリキュラムを組んでいくならば、ぐちゃぐちゃになりますし、そもそもゴールが見えていなければ、何日間で課程が終了するのかもわかりません。そんな適当な組み方では絶対に成功することはできませんし、プロジェクト自体が破綻します。

ゴール

 料理を作る時だって同じですよね?レシピがあるにしろ無いにしろ、まず完成する物を頭でイメージします。以前レシピを見ながらコロッケを作りましたが、レシピには完成の写真が載せられていたので、それをイメージしましたし、ジャガイモが硬すぎると潰せないので、しっかりとレンジでチンして中まで火が通るようにしました。

 

 こんな風に発生するかもしれない危機までも予想しながら脳でイメージし、組み立て、現実化していきます。

 

 1時間程度で終了する料理に、ゴールを見て、イメージして、脳内で組み立てる事をするならば、数か月以上かけて習得していく中国語はなおさら必要だと思いませんか?

 

 料理をしていて、なんで塩を入れるのか分からない主婦なんていないはずです。片栗粉を入れるとどうなるのか知らない人もいないはずです。

 

 すべての事に意味があって、その結果を知っているから、脳のイメージ通りに 再現していくことができます。

 

では今あなたの脳に中国語を話せるようになるためのステップ、過程、そして・・・完成予想図である 話している自分をイメージできるでしょうか?

 

 もしその過程があやふやならば、しっかりと計画しなおすことが必要です。もっと具体的に落とし込んでいくと、

 

1、言語学習の大まかな概要

2、単語の理解度。

 

などが進歩に影響してきます。

 例えば、中国語を勉強していると、同じ意味で使われるような単語が出てきます。その時に、2つをどう使い分けるのか分からない場合、脳の中では あやふやな状態なので、実際のシチュエーションでは勇気を持って使う事が出来ません。

 これが流暢さを妨げている一つの原因でもあります。そして、基本的に中国語単語学習にゴールはないので、何を持って単語学習が終了するのかの明確な基準がありません。

そこをしっかりと理解し、自分の範囲を定めることが必要です。

 

ですから、単語の意味に加えて概要をしっかりと理解しておくことが重要です。文法に関しても、学び始めた時は脳内で混乱が起きていますので、頭の中で上手く整理することが出来ません。

中国語コツ

 さらに学ぶべき文法なんていう物は沢山あります。そんなゴールが遠いような場合でも、しっかりとゴールを見る必要があります。でも一つ嬉しい情報として、単語学習にはゴールがなくても、文法にはある程度ゴールがありますので、目標設定をしてしっかりと学習していきましょう。

 

中国語会話のコツ【基本+肉付け要素の重要性】

 ここ数日、私の住む中国では大気汚染に悩まされています。汚染がひどいと気持ちも沈み、「もやもや」してきます。しかし、風が吹き始めてPM2.5を飛ばしてくれると、次の日はスカッとした快晴が気分を180度変えてくれるのです。

 

 中国語を学んでいる時も まるで大気汚染のような感じでして、コツが少し掴めると気分は快晴!!になったかと思うとまた新たな壁みたいのに当たって、どんどん空気がよどんできます。そのような経験をされていませんか?

 

 基本中国語学習はそれの繰り返しなんですが、繰り返していると徐々に方向性が分かってきて、焦りとか不安とか無くなってきます。つまりその時点まで来ると、「コツが掴めて来た」と言えるのかもしれません。

 

 思うように上手く話せない人にとっては辛い時期かもしれませんが、皆経験してきた道だ!と思って引き続き諦めずに勉強していってください。

 

私も、同じ道を通ってきました。

 

 まず、日本語しか話せない人にとって外国語が話せるようになるとはどういう事なのか?理解に苦しむと思います。私も以前は当然一か国語(日本語)のみの人間でしたので、どういう事なのかさっぱりわかりませんでした。

 

 でも話せるようになって今分かる事があるんですが、言語が話せるとは単純に基本となるベースがあって、そこに肉付けされているだけなんです。

スペアリブ

 食で例えるならば、骨付きのスペアリブ見たいな感じです。軸となる骨は同じで、そこに付随する肉が多いか少ないかで沢山話せるか話せないかが分かれます。

 

 ここから学べるのは、基礎は重要ですし、それに付随する要素を持っているかどうかもカギとなります。

 

 よく、会話基本表現を勉強している人もいますが、教科書に書かれていることだけしか勉強しない人っていうのは、骨しかない人なんです。

 

ですから、ちょっとでも基本ベースから離れると、話せなくなってしまうんですね。でもこのように言うと、「会話パターンなんて無限にあるんだから、どうすればいいの」って?

考えてしまって、先ほど言った中国の大気汚染のように、不安と疑問が頭によぎり、勉強すらしたくなくなるんです。

 

 

これに関しては以前も少し紹介したと思いますが、外国語を話すとは至って簡単な原理です。

言えるものは言えるし、言えないものは言えない。

 

 少し学生時代の中間・期末テストを思い出してほしいと思います。テストには試験の範囲というのがあって、ちゃんとテスト対策をしていれば、高得点が取れます。

 

「この問題が出るんじゃないか?」「あの問題か?」

 

と色々なパターンを準備しておいて試験に臨みます。それで、試験当日、出題した問題のパターンを以前にした事があれば、答えられるのと同じように、中国語も、事前に準備しているかしていないかで結果は大きく変わってきます。

 

 ですから私が中国語を必死で勉強していた時というのは、毎回相手が何を聞いてくるのかを予想しながら勉強していました。

 

まるで中学の中間期末試験のようにです。対策をしておくと気づくんですが、中国語の中間期末試験って、学生時代の試験よりずっと楽ですし、範囲も狭いです。

 

 せっかくなので、今日基本会話パターンでよくある質問の中から一つ抜粋してみたいと思います。

 

 

会話パターン

 

まず中国人と話すことになって、自分の名前意外に、必ずと言っていいほど聞かれるのは、中国語を勉強して何年になるか?

 

nǐ   xué hàn yǔ  duō   cháng shí jiān le
你学  汉语多  长    时间了?

 

 この質問が多いので、答えられるようにしましょう。そして、この質問に付随する質問(試験対策)なんですが、多くの人は「どうやって中国語を勉強しているのか?」と聞いてきます。

 

その際には、人によって勉強方法は違いますが、こう答えましょう。

 

1、自分で勉強している。

wǒ  zì jǐ   xué xí hàn yǔ
我自己学习汉语

 

2、友達から教わっている。

péng you jiāo wǒ   hàn yǔ
 朋  友  教 我  汉语

 

3、ネットで勉強している。

zài wǎng shàng xué xí
在   网   上   学习

 

でもこの問題の出題率は意外に低いので、安心してください。勉強してどのくらいになるのか?この質問は出題率が高いのでおさえるようにしましょう。

 

 中国語のコツがわからない・・・人にとって必要なのは、

 

1、基礎の重要性を認識すること。

2、基礎に付随する肉付け要素を自分でイメージできるか?

 

がかなり大きく影響してきます。

 今あなたに足りないのは基礎なのか?それとも肉付け要素なのか?まず初めに分析してから取り組むべき課題を見極めていきましょう。