ぎっくり腰を中国語で腰闪了【yāo shǎn le】、その他風邪や病気関係の中国語を
動画で解説しています。
レビュー:★★☆☆
《ここがオススメ》
単語だけでなく、用法も解説されているのでおススメ。
《この動画の要約》
・ぎっくり腰は、腰闪了(yāo shǎn le)と言う。
闪は動詞である。 了は過去形。
闪了腰とも言える。
・その他闪と使う語句には闪电(稲妻)
雷は(雷léi)
・その他・・・風邪を引くは、感冒(gǎn mào)
・ぎっくり腰に関しては闪了腰と言えるが、
風邪を引いた場合は感了冒とは言わず、感冒了と言う。
・熱が出る 发烧了(fā shāo le) 发热了 (fā rè le)
・下痢は拉肚子(lā dù zi)という。
《コメント》
中国に移住してからぎっくり腰と言う表現を
中国であまり聞いたことがないが、日本で中国語を使う場合は
機会が比較的多いに違いない。
今回の解説では、ぎっくり腰に関する動詞で【闪】という
単語が出てきたが、辞書で調べてみるといくつかの意味が存在する。
1、よける・避ける・隠れる
2、体が突然安定を失う
3、急に力を入れたために筋肉がねじれる、くじく、筋をちがえる。
4、稲光、稲妻
5、きらめく、ひらめく、きらきらする
6、突然現れる、急にひらめく
7、置き去りにする
すべての用法を覚える必要はないが、
まず今回の【ぎっくり腰】にあてはまるのが3の用法だ。
中国語単語を覚えるときは、要闪了をセットで覚えるのではなく、
それぞれを分解して覚えるようにしよう。
今回の単語【腰】は名詞であり、
闪は動詞である。
つまり【ぎっくり腰】という単語は名詞+動詞で組み合わされている。
日本語では【ぎっくり腰】=名詞であり、動詞を加えるなら
「ぎっくり腰になった」という表現になる。
中国語では先ほどの例でもあったように、
・要闪了・闪了腰 いずれも動詞成分を含んでいることから、
「ぎっくり腰になった」としか言えず、単体の「ぎっくり腰」という
名詞は存在しない。
そう理解しておけば、なぜ要闪了と闪了腰の両方が使えるのかが
わかるだろう。(同時になぜ闪と腰の間に了を挟むのかもわかるはず)
・その他【闪】の用法として覚えておきたいのは稲妻の際の闪电だ。
更に、カメラ撮影の際に使う闪光(shǎn guāng)も意外と使うので
覚えておこう。
これらは4番と5番の要素を含んでいるが、いずれもピカッと光る・きらめく
等の状況に【闪】を使えると覚えておくと、
知らない単語が出てきても大体予想することが出来るようになる。