那个「あの~はOK」「え~はNG?」※要注意です

あの

中国語で那个は「あの~」と訳出できますが、学び始めたばかりの時はうまく自分の言いたいことを表現できませんのでどうしても「あの~」や「え~」という言葉が自然と出て着ます。今回はこの音の注意点を解説します。

 

 

つい「え~」と言いたくなる

中国語を口に出すときに、よく言葉が詰まってしまうなんてことはよくあります。

パソコン用語で言えば、フリーズって言いますね。そんな経験をされたことはありませんか?私が勉強を始めた頃は脳が混乱して口から一言も出てきませんでした。

初めての海外旅行の時に中国の高速鉄道に乗ったんですが、隣に座った人が中国人の女性でして、その女性が私に一言話しかけてきました。

当時は中国語が出来なかったので、彼女がなんて聞いたのか今でも分からないのですが、恐らく今何時ですか?程度の簡単な質問だと思います。

その時に覚えているのが、とにかく混乱状態になってしまって、口からすみませんの「不好意思」や自分は中国語を話せない⇒「我不会说汉语」すらも出てこなかったのを覚えています。

しばらく時間が経ってくると、少しずつ言えるようになってくるんですが、それでもたどたどしい中国語です。

そんな時によく出てくる言葉が、この記事の題名にあった・・・

「え~・・・・・・」

っていう言葉です。

日本人はよく「え~」という言葉を使いますが、中国人が発する言葉は実は「え~・・・・・・」ではありません。

更には、聞き取れなかった時に言う「えっ?」も、中国語には存在しません。

「え~」ではなく「あ~」と言う

ではどういったらいいのでしょう?

私が中国で生活してある友達からアドバイスされた一つの事は、

「えって言うんじゃなくて、あっ?て言うんだよ」

 

という事でした。

えっ?は日本語で存在しないですし、言うと相手が変に思ってしまうので、極力言わない方がいいとの事。話せなかった当時は良くわかりませんでしたが、今ではその意味がとてもよくわかります。

日本人はつい分からないと「えっ?」っていう習性があります。

ですからすでに長い事中国語を勉強している人でも、よく言葉に詰まった時には、「えーーっと」という人がかなり沢山います。

でも、いつまで経っても「え~」と言っていると、脳が中国語脳になっていきません。私は、その教えてくれた友達のお陰で、早いうちからこの問題を克服し、分からないときは、あっ?」とか「あ~」言う様にしました。

 

聞いた感じきつい印象を受けますが、現地の人からすれば当たり前の事なので、気にせずに使っていくことが出来ます。こんな風に、学び始めた早い段階から中国語脳にしていくことが大切です。

いつまでも日本語から離れられないなら、習得していくことは出来ません。最終的な目標は、中国語で考え、中国語で言えるようになる必要があります。

そんなの無理かと思われるかもしれませんが、この中国語で考えて話す脳は沢山話せなくても達成できる目標ですので心配しないで下さい。

 

ですからもし今あなたがまだ日本語で考えて中国語を話しているようでは、勉強時間が足りないか、トレーニングをもっと重ねていく必要があります。

最低でも、頭から中国語が出てこないときは、えーではなくて、あーと言う様に意識的に努力していって下さい。

この練習はとっても簡単な事なので、習慣になればすぐに身につくものです。

ぜひトライしていきましょう。

中国語の「あの~」

そして更には、日本語に相当するあの~」ですが、

中国語では、 那个・・・・nèi ge が、あの~に相当します。

これも同じことで、中国語をしゃべっている時に、あのーと言うとおかしいですよね?ですからこの あの~ の癖もついでに克服する様にしましょう。

努力していると自然と、「那个・・・那个」と口から出てくるようになります。