中国語を勉強していると気づくんですが、
HSKという資格試験があります。
よく中国語検定と、どう違うのかよくわかっていない
人がいるんですが、
中検のホームページを見ると、
中検とHSKは同じ中国語検定試験だが、全く性格を異にする試験。
中検は，中国語読解及び聴解能力のほか翻訳能力を問うものに対して、
HSKは，中国語による設問に中国語で答えることを求めていて，
中国語の運用能力のみを問うものであり翻訳能力は問われていないとの事。
つまり中検は日本の企業での活躍を目指す方むけの試験で、
HSKは中国の大学本科への留学や中国企業で活躍を目指す方に
適している試験です。
こう考えると難しく見えますが、
簡単に言うと、
中国が提供している試験を HSK
日本が独自に提供しているのが 中検
という事になります。
どの試験にも試験範囲という ものがありまして、
HSKに関しては、ネットで調べれば、
その範囲の単語が出てきます。
今現在一番最上級のHSK6級で覚えるべき
単語は5000個ほどと言われています。
ではこの5000個をすべて覚えなければ、
ペラペラ話せるようには、ならないのでしょうか？
確かに5000個も覚えていれば、スラスラと
話せるかもしれません。
でも、所詮試験は試験です。
資格試験にだって穴は存在します。
ですから、HSK単語にも穴が存在することを
覚えておいてください。
では、今日はHSK6級にも出てこないような単語を
少しだけ覚えてみましょう。
・・・・・・・・HSK6級の穴・・・・・・・・・
はいでは、一つ目です。
１、テーブルタップ
中国では日本のものと少し形が異なりますが、大体同じですよね？
さて、テーブルタップって、中国語で何て言うんでしょう。
2、コンセントプラグ
テーブルタップがあるならコンセントプラグもあります。
さて中国語でどういいますか？
３、コンセント
コンセントプラグがあるならコンセントもあります。
さて中国語では どう言ったらいいでしょうか？
・・・・・・・・・答え・・・・・・・・・
それではお待たせしました、答えです。
１、テーブルタップ 插线板 chā xiàn
２、コンセントプラグ 插头 chā tóu
３、コンセント 插座 chā zuò
どうですか？
知っているものがあったでしょうか？
基本的にこれらはHSK試験では出てきませんので、
範囲外と言えるでしょう。
でも、考えてみて下さい。
一見使わなさそうな単語ですが、
あなたの家に絶対ありますよね？
しかも、コンセントは至るところにあります。
そして、電気なしでは暮らしていけませんよね？
毎日スマホ充電しますよね？
掃除機で掃除する時に、必ずコンセント引っ張って、
コンセントにさしますよね？
つまり意外な事実ですが、コンセントは私たちの生活の
一部と化しているんです。
こんなに重要な単語が試験範囲外だなんて、
面白いと思いませんか？
私は現地で生活を始めた時に、
しばらくこの コンセント系の単語を言えませんでした。
言えないとわかっていても、学校では教えてくれませんでした。
つまり、これらの単語は、
あなたが自主的に学ばないといつまで経っても
覚えられない単語です。
教科書で教えてくれない単語というのは、
意外にも存在するんですよ。
いつまで経っても話せるようにならなかったり、
聞き取れるようにならなかったりするのは、
教科書通りに勉強し、
教科書で言われた事しか勉強しない事から来る
問題だったりします。
なんでも基本なんですが、
オリジナルって重要ですよね？
でもオリジナルというのは、基礎の上に成り立っているもので、
基礎なしではオリジナルも失敗します。
ですから、中国語の勉強も基礎を固めた上に、オリジナル性を
持たせることで、進歩が見られます。
学校や教科書で教えてくれない中国語を
自分で見つけ、自分で勉強していくことが、今後の言語力に
繋がっていきますよ。
私が中国語を身に着けた方法もそれで、
基礎の上に、オリジナルを最大限に組み合わせています。
その結果、脳が飛躍的に活性化し、普通よりも早いペースで
習得することが出来ました。
そんな勉強法を余すところなく今後も公開していますので、
それらを参考に、さらに あなた自身のオリジナルを
発見してみて下さい。
