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 今日は、中国語を使って具体的にどのように

日本で活用していけるかを、実例を混ぜてお伝えしていきます。

 

まず、昨日も書いたように、確認しておきたいのは、

中国語を学ぶことによって、自分が得られる優越感とか

そういう物ではなく、

 

日本へ来られている中国の方を助けることが出来る

 

つまりサービス精神へと繋がるという事でしたね。

 

 

一人一人が意識して取り組むことで、日本に来てくださった

中国の方へ 一生の思い出となる旅行にすることで、

 

また来たいな!

日本が好き!

 

という風になってもらえたらいいですよね?

 

 

そして、日本が好きという事は、日本について知りたい!っていう

思考回路になってくるので、日本ではどうやって行動すれば

いいんだろう・・・

 

どうしたら、自分たちもいいイメージを持ってもらえるんだろう?

 

という考えに徐々に変化してきて、

 

誤解を招いてしまうような行動は、しなくなります。

 

 

その為にも、今日も頑張って中国語を覚えていきましょう。

 

 

では、実際にどのようにして中国の方を助けることが出来るでしょうか?

 

 

・・・・・・・パターン1・・・・・・・

 

例えば、ご飯を外で食べるときに中国の方に

お会いすることが多いと思います。

 

ショッピングモールのフードコートとか、

比較的簡単に食べられるところに、

 

中国の方がいらっしゃったりします。

 

私は以前に、駅前にある おそば、うどん、

カレーとかが食べられる店で、

 

大量の中国人をお昼時に発見しました。

 

たまたま そこで食べたのですが、

そこは食券方式を採用していて、

 

食券を買った後に、カウンターのその食券を持っていく、

というパターンの店でした。

 

食券をカウンターへ持っていくと、作ってくれる人が、

 

そばですか?

うどんですか?

 

って聞いてくるので、 私は そば・・・

って答えるんですが、  

 

ここでちょっと気になったんです。

中国人の人達は果たしてどうやって答えて、

どうやって注文するんだろう??と。

 

そこで、一人の中国の方がどうするのか眺めていると、

 

食券を渡し、そばですか? うどんですか?

 

って聞かれているのに、まったく聞き取れず、そのまま渡して

自分の座席に戻っていくのでした・・・

 

聞いた人も適当に処理している感じでした。

 

そして、食券の番号が呼ばれても、 自分が呼ばれているのかも

分からないので、 絶えず受け取りカウンターの方を確認しながら、

 

不安そうな顔つきで、ずっと待っていました。

 

 

実はこういった経験は、中国で生活していると よくある事です。

 

自分が注文したのはいいけれど、

注文番号を言う おばちゃんの 中国語が あまりに雑で全く

聞き取れない・・・

 

地元スペシャルの なまりをしていたりすることが多いのです。

 

ですから、私が外で食べるときにいつも不安だったのが、

自分のがいつ呼ばれているか わからない・・・という事でした。

 

そして、その不安を乗り越えると次に待っているのが、

 

スプーンどこにあるの?

お箸はどこにあるの?

 

っていう 簡単な疑問です。

 

しゃべれない時って、何もが不安で 助けてほしいって思う時が たたあります。

 

 

ですから、中国から日本へ来た中国人の方も 同じ不安を抱えている

という事を認識してみてください。

 

 

・・・・・・・・・・出来ること・・・・・・・・・・

 

まず、相手を観察して、何か困っていないか様子を

見てみましょう。

 

例えば先ほど言った食券タイプの店ならば、

何番ですか?

 

と聞いてあげることが出来ます。

 

中国語では、簡単です。

 

相手の食券を指して、

 

nǐ  jǐ  hào?
你 几号?

 

と聞いてみましょう。

食券を見れば、何番かは分かりますね。

 

そして、その人の番号が呼ばれたら、

 

きたきた!呼ばれてるよ!

 

lái le     tā    jiào  nǐ  le
来了! 他     叫   你 了!

 

と言えば、彼らはカウンターへ向かいます。

 

よくカレーとかでスプーンがいる場合とかに、

スプーンの場所が分からずにお箸で食べている人とかも

いるんです。

 

そんな方には、 スプーン要りますか?

 

nǐ  yào  sháo zi  ma?
你  要      勺  子  吗?

 

って聞いてみてください。 

そして、可能だったらスプーンを取りに行ってあげましょう。

 

ちょっとした事なんですけど、

もし自分だったら?って考えてみてください。

 

国外に行って、同じ親切を示されたとしたらどう感じるでしょうか?

 

一生の思い出になりますよね?

 

私は帰国したときに毎回、こんな感じで出来ることを少しずつするように、

心がけていますが、かなり喜んでくれます。

 

きっといつか、その人も中国に来た外国人や日本人に対して

同じように するときが来ることを願って・・・

 

それがかなわなかったとしても、自分がした サービス精神は

変わりませんし、そこから得られる満足も変わりません。

 

難しい中国語をしゃべらなくてもいいので、

トライしてみてくださいね。