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日々当ブログをご愛読いただいてます皆様方には、

心からの感謝を申し上げるとともに、
皆様のご成長を心より願いつつ、日々更新していく
所存でございます。


改めまして、こんにちは。

私はこういう文章を書くのが苦手なのですが、

いかがでしょうか?


国語は得意分野ではありませんので、
正しく表現できていたかどうかは疑問ですが、

 

間違いなく言えるのは、


堅苦しい・・・

 

ですね。

 

まるで、校長先生や どこかの国会議員がする演説の

ような文面でした。

 

でももう少し考えてみましょう。

 

 

もし、校長先生や国会議員が大勢の前で、

 

 

こんにちは、いやー今日もイイ天気だわ!

朝からご飯たべすぎちゃったよ。

 

なんて発言したらどう思いますか?

 

少し問題ですよね?

 

日本語は私たちにとって母語なので、気づかないところで、 

シチュエーションによって使い分けることが出来ていますが、

 

 

これは母語だからこそ出来ていること。

 

実は言うと、中国語を勉強する上でも シチュエーションによって、

言葉をつかいわけなくては行けないんです。

 

そして気を付けなきゃいけないのが、中国語を勉強している時に、

しっかりと、口語訳なのか書面で使う言葉なのかを

 

理解して覚えること。

 

 

今日は、そんな事にまつわるエピソードを一つお伝えします。

 

 

以前結婚する前に、アメリカ人と少しだけ一緒に

暮らしたことがあります。

 

彼は、ほとんど中国語が話せない人でしたが、

中国に来ているからには、勉強もしていますし、

 

ほとんど話せないといっても、最低限の挨拶や

簡単な会話をすることができます。

 

一生懸命勉強しているので、今はもしかしたら

もう少し話せるようになっているかもしれませんが、

 

一つ彼の話す中国語で気になることがありました。

 

それは、

 

yīn cǐ
因此 

 

という表現を多用していたことです。

 

日本語で言うなら 

 

ですから

 

というのが意味になります。

 

しかし、この因此と似た表現で、

 

suǒ yǐ
所以

 

っていうのもあるんです。

意味はほぼ同じなんですが、普段の会話の中で、

あまり因此と言う事は少なくて、

 

大体が所以って言います。

 

因此と言われると、何だか少し堅苦しい感じが

するんです。

 

でもそのアメリカ人の子は、ずっと毎回因此と言っていて、

どこから勉強したのかわかりませんが、

 

その表現しか使えなくなっていました。

 

気になったので、所以というのも あるよ!と教えました。

 

 

中国語には、そんな表現が山ほどありますし、

似たような表現も沢山あります。

 

勉強していて対して変わらないな・・・

と思う事が今でもあります。

 

実際に会話で使うのは限られた表現で、日常会話なら

特に、書面で使う言葉なんかはめったに使いません。

 

そのような単語を多用するなら、

相手を緊張させる事になってしまいます。

 

ですので、今後勉強をしていく上で、

単語を勉強したときに、それが日常会話で使われる表現

なのかをしっかりと確認していただきたいと思います。

 

電子辞書をお持ちの方は、

 

書き言葉かどうかを 知ることが出来ると思うので、

必ず確認するようにしましょう。

 

 

更に、書き言葉の他にも相手を 罵るような

表現もあります。

 

日本語にもありますよね?

 

もし人前でそんな事を言ったら大変な事になってしまいます。

 

私は以前に、

ドラマで中国語を勉強して一つ単語を覚えたんですが、

 

それが、相手をののしる(いじめる)時に使う言葉である

事を知らずに、

 

学校で例文を作る時に 使ってしまいました。

 

自分では、かなり得意げに、難しい誰も知らないような単語を

使ったつもりだったのですが、

 

聞いた先生がビックリ・・・

 

どこからそんな事を勉強したのか。

顔が引きつっていました。

 

当時私にはその意味が分かりませんでしたが、

しばらく時間が経って、 それが相手をののしる

言葉だという事に気づきました。

 

辞書で調べてみると、しっかりと単語の横に 

表記があって、罵る時に使うとの事・・・

 

全く見ていませんでした。

 

幸い学校でのみ使いましたので、影響はさほど

ありませんでしたが、

 

こんなのを見知らぬ人に言ったりしたら

とんでもない事になります。

 

 

・・・・・・今日のまとめ・・・・・・

 

日本語に書き言葉、話し言葉や、

相手を中傷するような言葉があるように、

 

中国語にもそれらは存在します。

 

そこで、単語を学習する時は、それがどれに

属しているのかを辞書等で確認することで、

 

間違った使い方をするのを 避けることができます。

 

今日は一つ、私の失敗談と共に、

単語を学ぶ際の注意点についてお伝えしました。