餃子の王将【中国】閉店?(関連単語・ピンインあり)

中国の餃子の王将が閉店したのをご存知ですか?

その真相と、餃子関連の中国語単語を紹介します。

 

 

中国での餃子文化

中国の食べ物の代表的なものと言えば、

餃子を思い浮かべる人も多いと思います。

 

確かに、中国人は餃子を好んで食べますし、

正月になると必ずと言っていいほど食べます。

しかし、勘違いしては行けないのは、

餃子はあくまでも 水餃子であって、焼き餃子では

ありません。

 

ですから、中国で本場の餃子を食べようと思うのであれば、

水餃子である事を忘れてはいけません。

 

では焼き餃子を食べる習慣はあるのでしょうか?

確かにあります。でも、あまり好まれていません。

 

でも日本人の皆さんどうですか?

確かに水餃子も美味しいですけど、やっぱり

焼き餃子を食べたくなりますよね?

 

そう!!中国の方達は、

実は言うと焼き餃子の美味しさを知らないだけ・・・

昨日の保険の記事でも書いたように、

中国人に保険に加入しようという意識がないのと同じで、

中国人に焼き餃子を食べようという意識があまり

ありません。

伝統を好むスタイルにあるんですね。

 

ですから、そんな中で焼き餃子を薦めるのは難しいん

ですが、受け入れてくれる人は、そのうち・・・

焼き餃子がおいしいね!

ってなります。

 

餃子関連の中国語単語

 

今日覚えていただく単語は餃子で、

 

饺子(jiǎo zi) というのは水餃子の事を指します。

それで、焼き餃子の方は、煎饺(jiān jiǎo)と言って、

焼くに相当する煎(jiān)という動詞が手前について、

1セットとなり、煎饺(jiān jiǎo)自体は名詞になっています。

 

この煎(jiān)という動詞は他にも使えて、

卵焼きも、煎鸡蛋(jiān jī dàn)と呼び、

卵(鸡蛋  jī dàn)の手前に煎( jiān)を付けて、

1セットになっています。

 

ちょっとややこしいですが、覚えていきましょうね。

さて、今日のタイトルは餃子の王将閉店しましたって

付けたんですけど、どういう意味でしょうか?

 

餃子の王将が中国では香車になってしまった・・・

 

本来日本でなら大人気の餃子の王将なんですけど、

実は、中国では王将になれなかったんです。

 

強いて言うなら、餃子の香車です。

 

将棋をした事のない方の為に説明しますと、

香車というのは、ボードの一番端にある駒でして、

移動範囲が限られています。

 

実に・・・まっすぐ進むのみ・・・

そう・・・後戻りが出来ないんです。

 

それで使い方を知らないと、本当に使いにくい駒で、

無駄に消費してしまいます・・・

 

餃子の王将は中国へ進出すると、

売り上げを伸ばすことができず、

最終的に撤退するという事態になってしまいました。

 

 

水餃子が本場の中国に、

焼き餃子で勝負しようとしたところに原因が

あったようです。

 

まるで、使い方の知らない香車のような

ビジネス展開をしてしまったので、

個人的には中国進出してほしかったですが、

ちょっと残念でしたね・・・

でもこれは人ごとではないんです。

 

中国語学習も誰もが香車になる可能性がある

中国語の勉強をするにあたっても、しっかりと計画しないと、

使い方を知らないうちに香車を使ってしまい、

無駄足を踏むという事にもなりかねません。

 

例えば、中国語を勉強する参考書なんてものは沢山あります。

ですから私は勉強を始めた時に、

何から買っていいのか分かりませんでした。

 

そこで、適当に買いあさったんですが、今思えば失敗でした。

中国語検定を受けるつもりがないのに、検定の本を買ったり

していたんですよ。

当然全く無駄だったとは言えませんが、遠回りでしたね。

 

やっぱり、あの時は言語学習の全体像を理解していなかったのが

最大の理由でした。

ですから私も、危うく餃子の香車になりかけたんです。

幸い泥沼にハマらずに、数か月間という迷走の期間を経て、

学習のコツを掴み、それ以降は順調に進歩することが出来ました。

ですから、あなたも絶対に餃子の香車にはなってはいけませんよ。

 

言語学習というのは、コツを知らないと、どんどん泥沼に

ハマっていって、無駄に時間が過ぎていき、無駄にお金が

減っていくものです。

 

ですからいち早く習得するための全体像を掴むことが大切なんです。

マラソン選手が42.195kmという距離を知らなかったらどうですか?

どうやってゴールにたどり着けますか?

 

いつまでもダラダラ歩いていたらゴールにたどり着きませんし、

距離を知らないので、やめたくなります。

 

最初にスパートをかけても、ゴールが思ったより長かったら

途中で疲れます。

 

ですからゴールを知ってこそ!それまでに至る計画が出来るものです。

そうすれば、自然と脳が、

やるべき時に、あなたを本気にさせてくれます!!