中国の米线を食べると中年の筋肉痛みたいな作用が
あるのをご存知ですか?
今回は中国の食べ物米线を紹介します。
その前に・・・今日は中国にあるIKEAショッピングモールに行ってきまして、
ふと中国を忘れさせる そんな一日でした。
しかし、IKEA家具コーナーに着いたところ またしても!!
面白い事件を目撃しましたので報告します。
IKEAにはご存知のように家具が沢山展示してあり、
ショールームみたいになっています。 例えばキッチンなら
シンクから棚まで丸ごと再現されている という感じです。
リビングなら、テーブルやいす、付近のものがとりあえず
揃っていて いい雰囲気をかもし出しています。
が・・・なんと寝室エリアに着いたとたん・・・
みなさん、お休みになられています。
かなりの、いやほとんどのベッドで中国の方たちが横になって
くつろがれています。それも 試しているのではなく明らかに
ぐっすりお休みになられています。
赤ちゃんを連れてきて寝かせ、(当然掛け布団もかけ)親も一緒に・・・
中にはご飯食べている人まで・・・
完全に、自分の家と化しています。
ということで、 ショールームは 家具のショールームではなく、
くつろぎのショールームとなってしましました。
中国へお越しの際は是非!IKEAへ。
長くなりましたが、本題の方に入りたいと思います。
昨日お伝えしました麺にまつわるエピソードの続きです。
中国には 麺とラーメンでは区別がされていて、
買うときはラーメンください!と言わないように
する必要があるわけですが、もう一つ変わった麺があ りまして、
その名も
米线(みーしえん)
という米で作った麺が存在します。
太さは 太いのから細いのまでありますが、太くて ひやむぎ
をもう少し太くしたくらいの程度です。
そしてこれが面白いのですが、
まったく麺に コシがない。
超柔らかい麺です。
以前にこの米线の特産地に住んでいたことがある関係で、
何回も食べましたが とにかくコシがなくて
なぜ?何のために食べる?
と、一瞬食べる目的を失う食べ物です。
スープは鶏がらベースだったり、豚骨ベースだったり 恐らく
店によって異なりますが、このなんとも言えないスープに、ニンニクや
生姜などをトッピングして食べます。
現地の人たちは、この麺が本当に大好きで、 米線食べに行こう!
とさそうと 本当に喜んだものです。
わたしは、一時期この米線が嫌いで 麺を食べるときは必ず
普通の麺を頼んでいました。
(注文するときに店員から米線か!?麺か? って
怒られるかのように聞かれますが必ず 麺!!と怒るように
私も言い返していました)
しかし半年後くらいでしょうかね、、
ある日突然無性に米線が食べたくなるようになって、その日以来
ひたすら米線を食べ続けました。
なんでしょうか? 運動不足の人が3日後に筋肉痛が
やってくるみたいに、急に自分の中で米線ブームがやってきたのです。
それからというものの、付近の店を食べあさりました。
そんな生活を続けること数か月・・・
また、 いつもの麺に戻る生活になりました。
今ではそこまで米線を食べたいと思わないですが、たまにですよ、
たまに今でも無性に欲する時があります。
よって本日の結論。
中国の米線は、夢が詰まった不思議な食べ物で、
運動不足の人が引き起こす筋肉痛のような作用を引き起こす。
です。
それでは、また明日も食に関する話題をお届けします。