勝利の雄叫び。

勝利の雄叫びをあげた事はありますか?

実際に声に出さなくても、心の中で叫ぶときってありませんか?

 

例えば、

これだけは譲れない!!という何かに対して、自分の我を

貫き通し、相手を説得させた時。

 

人それぞれ基準はあるわけですが、どう考えてもおかしいでしょ?

っていう時は、自分の基準を相手に受け入れてもらいたいものです。

 

先日、とある事件が我が家で起きまして、この事件から、

中国語の内容に落とし込んでいきたいと思います。

 

以前にガス爆発の記事を書いたと思うのですが、

どうやら今住んでいる家はガス関係の設備が弱いらしく、

しょっちゅう壊れます。

 

ちなみに、中国冬はとても寒いので、

必ず暖房をつける必要があります。

 

この暖房には2種類ありまして、 自分で使った分だけ払う独立タイプと、

一定額払って 一棟まるまる提供される 共同タイプの2種類が存在します。

 

中国語なら、暖房は

nuǎn qì

  暖   气
       あたたかい  気体  ですね。

 

そして、共同で使うタイプは、

jí  tǐ  gōng nuǎn

集体      供暖              

 

そして、独立タイプは、

 

bì    guà  lú

壁    挂   炉      壁に掛ける炉です。

 

そして、一般的には燃やすを意味する、

shāo                 shāo   nuǎn   qì
  烧 を動詞にして、   烧    暖气

と言います。

さて、今日の単語はこの辺にして、話の続きをしていきます。

 

うちは、共同タイプではなく、自分で燃やすタイプなので、

壊れてしまうと非常に厄介なことになります。

 

94年製の古いタイプなので、去年一度壊れ、

修理業者を呼んで 治してもらいました。

 

しかし、その時治してくれたお兄ちゃんが なんとも・・・

頼りない・・・

作業が遅い・・・

キッチンを水浸しにする・・・

といった 非常に低レベルの作業員でして、 治すのに

とんでもない時間を要しました。

 

実に、8時間・・・

昼の12時に来て、夜の8時に帰っていきました。

私は 家のものを盗まれないようにと、8時間彼の横に

座り、監視の目を光らせていたわけですが、

 

彼はご飯も食べずに黙々と作業を続け、夜8時に帰っていきました。

結果、とある一つの制御部品が壊れていたらしく、950元という

尋常じゃない高額請求をされました。 (18000円くらい)

 

中国で950元で治すのは結構勇気がいります・・・

 

そして、その部品には1年保証が付いているため、

1年以内なら無料で修理できるという優れモノでした。

 

そして今年2015年、また冬の時期がやってきました。

実はというと、彼が2014年に治して4ヶ月後くらいに

また壊れていたんです。

 

しかし、春で暖房もお湯も使いませんし、1年保証もあるから

と、ほっぽらかしていました。

 

しかし、本格的に寒くなってきたため、

例のお兄ちゃんをまた呼ぶ事にしたのです。

 

基本的に このような業者は、来るだけで 出張費を

請求されるので、 

電話で、

「無料で来いよ!!」

と念押ししておきました。

 

そして、約束の土曜2時・・・

来ません・・・

 

3時になっても来ません。  電話すらありません。

時間だけが過ぎ、土曜は終わりました。

 

妻いわく、彼は うちに来ても 金が稼げないので来たくないとの事・・・

 

翌日私は電話し、

「昨日は約束したのに、なんで来なかったんだ? 今日来い!」

とちょっと圧力をかけました。

 

すると、今日は無理だ・・・ 来週ならOK

との事で、一週間待つことにしました。

 

そして一週間後の金曜日、予約を確実にするために

もう一度電話!

 

彼は電話に出た瞬間に、  あっ? 誰だ?

見たいな対応でしたので、

 

私は名前も 住所も言わずに、

「何が あっ だ!!、 明日来るんだよな!?」

とちょっと切れ気味に 応対したところ、  明日(土曜)行く

との事で、

土曜の2時で 約束が取れました。

 

そして土曜の2時・・・

やはり来ません。

3時に電話したところ、 

「今日いく予定だ・・・」 との答えに 私はまた切れ気味でした。

「しかもあと3から4時間掛かる」との事。

 

それで、その後夜になっても電話がなかったので、

8時ごろにもう一回電話。

 

すると、「後で行くとの回答」

私は もうすでに半笑いの状態でした。

 

もう来ないと確信していたからです。

 

しかし夜の10時頃、なんと私の電話がなり、

家に着いたと・・・ 言うのです。

 

しかも、一人ではありません・・・  なんかちょっと怪しい雰囲気を

漂わせていて、妻も危険だ!! との事だったので、

 

私は妻を部屋に隔離し、自分1人で応対しました。

 

案の定・・・連れてきたのは ちょい悪の お兄ちゃん。

彼いわく 同僚との事ですが、確実に 怪しい感じの人です。

 

彼は私を睨みながら、無言でキッチンへ向かい、作業を始めました。

 

壁かけのボイラーは、対した問題ではなかったので、すぐに解決

しましたが、

 

要するにまとめてみると、

彼も 私が怖くて来たくなかったという事なんだと思います。

 

普通なら あきらめて違う業者にお願いするところを、私が徹底的に

我を押し通して 彼に電話しまくっていたので、

迷惑だったのでしょう。

 

しかし私としては、  1年間保証という言葉に、

「言ったのだから、絶対に守り通して欲しい」

という 客が天下の日本文化が出てしまい、

 

脳の中で 彼の対応が  ありえない領域に達していました。

 

しかし、彼らが夜の10時半頃に帰っていった時、

私は心の中ではなく、

 

実際に勝利の雄叫びをあげました。

 

 

それでは最後に復習です。

 

nuǎn qì

  暖   气
      

jí  tǐ  gōng nuǎn

集体      供暖        

bì    guà  lú

壁    挂   炉    

 

shāo                       shāo  nuǎn   qì

  烧  を動詞にして、   烧   暖气