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中国で風邪を引いた時の対策・考え方について

考慮していきます。

 

この点に関しても少し、日本で今まで培ってきた固定概念を払拭する必要があります。

まずわたしたち日本人の考え方としては、

事前対策という基準がしっかりと身についているので、

なんでも物事に対してこのように考える傾向があります。

例えば、 「こうならないために、こうしよう!」 具体的に言うならば、  

「遅刻しないために10分早めに家を出よう」

「明日は遠出をするから、タイヤの空気圧を確認しておこう」

  この悪い結果を避けるために培ってきた対策力というのは、

とっても素晴らしいものです。

その結果事故や、招くかもしれない非常事態を最小限に抑えているのです。  

現場仕事の例で考えてみますと、  

現場で事故を起こさないために、メットを着用し、

危険薬品が目に入らないようにするために、安全ゴーグルをかけ、

物を足元に落としても大丈夫なように安全靴をはき、

高所で足を滑らしても落下しないように安全帯を付け、

この安全意識を忘れないために定期的に安全の講習を実施する

わけです。  

 

作業に熟達している側からすれば、これらの付属物が非常に邪魔で、 安全講習がある事に

よって一日の作業時間が減るので、イライラしますよね?  

ただこれも、すべては事故を未然に防ぐ!という日本国民の意識の高さなわけです。

その結果、 私たち日本は保険大国となっているわけなんですね。 

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その点で中国はどうなのかというと、まだその安全意識が薄く

保険加入率も低いのが現状です。   ただこう聞くと、日本人は物凄く不安になるんです。  

「えっ?じゃあ病気になったらどうするの?」

「保険なかったら終わりでしょ?」

私もこれが本当に不安でした。  

それでは、日本で凝り固まってしまった脳を少しずつ解していきましょう。

まず、中国と日本の違いはここにあります。  

日本人は⇒問題が起こったときに、何かに頼って解決しようとする。

中国人は⇒自分で何とかする。

例えば、体調が悪くなったらすぐに病院に行きますし、

どこかが悪いとすぐに健康食品やサプリメント等の薬に頼る傾向があります。  

この点で中国人は全く違っています。 生活の知恵を沢山持っていて、生活力があるのです。

 

ですから、風邪を引いたくらいでは病院には行くことなんてめったにありません。  

私も以前日本で生活していた時、38度も熱があるならば、すぐに病院に行っていましたが、 しかし今現在は38度の熱が出ようが39度の熱が出ようが、 病院に行くことはありません。  

人間には免疫力があるので、自分で何とかして治します。

それはもちろん、わたしも長年日本で生活してきたので39度の熱が出れば、 不安になりますし、日本で病院に行きたい・・・と思う事もありますが、

思ったところで今いる場所は日本ではないので、無駄な事は考えない ようにしています。  

ですから自らの思考を変える必要があり、  

得られないものを期待するのでなく、

得られているもので何とかする

という事です。 

この思考パターンを身に着けることによって

生活の色々な部分が機能し始めますし、現地での生活を楽しんでいくことが

できます。

例えば中国語の勉強や、ネットビジネスにしても、やればきりがないですし、

終わりも存在しません。

そして、今の自分にもし満足してしまうようであれば、そこでストップしてしまい、

未来はありませんし、サイヤク状況が悪化することもあります。

つまり得ている環境で最善を尽くすことは本当に重要なんですね。

ですから私も当然、風邪を引いた時は気合や精神治療で治しているわけではなく、

中国で活用することのできる方法を最大限に試し、中国ならではの方法を

利用することによって、薬に頼るのを最小限にとどめています。

それによって、病院へ行くのを最小限にとどめています。