北京首都国際空港T3ターミナルで乗り継ぎをする時の疑問等を紹介します。（T3ターミナルのみのトランジット・国際線・国内線含む）
とにかく異常に不安でした。
多分性格の問題だと思うのですが、私はトランジットが非常に嫌いでものすごく緊張するタイプです。
ネットで事前に調べてもイマイチ分からない状態だったので、微妙なわかりにくい点を紹介していきます。
荷物はピックアップするのかしないのか？
まず疑問点としてトランジットの時に荷物は一度取るのか？それともそのままでいいのか？大切な荷物がどこへ行ってしまうのかと思うだけでも神経が擦り切れそうになるのは私だけではないはずです。
答えから言うと、
「その時によって違うので、必ず空港で聞く必要がある」
という事です。
例えばトランジットの時に航空会社が同じ場合や、国際線から国際線に乗り継ぐ際には取る必要がない場合がありますが、同じでも取らないといけない場合があります。これはその時によって違いますので、必ず聞くようにしましょう。
「转机的时候需要取行李吗？」
こんな風に現地では聞けばよいと思います。（日本発の場合は日本語で聞けます。）
ピックアップの時の方法は2種類
もし荷物をピックアップする必要があるのならば、飛行機を降りた後案内表示に書かれている「提取行李」の指示に従って荷物受取レーンまで行きます。
この際に、同ターミナル内で中国国内線から国際線に乗り継ぎをする場合は、荷物を取った後に一度出口へ出た後エレベーターを上り国際線出発ターミナルにてもう一度カウンターで搭乗手続きをする必要があります。（このカウンターには一般のお客さんも沢山います。）
逆に、国際線から中国国内線に乗り継ぐ場合は、荷物を取った後に斜め左後ろ45度付近にある乗り継ぎ用のカウンターでもう一度荷物を預けてから専用の通路で国際線出発ゲートへと向かう事が出来ます。（このカウンターは専用カウンターですので乗り継ぎの方のみです。このパターンの場合は荷物を取った後に間違って出口に向かう事がないようにしてください。）
また、中国入国ゲートの前に乗り継ぎ用のカウンターが設置されていますが、ほとんどの場合人がいないのでそこは無視して大丈夫です。乗り継ぎ専用カウンターは荷物を取った後に向かいます。
国際線から国際線（荷物ピックアップ無しの場合）
国際線に搭乗して北京国際空港に到着し、乗り継ぎの便も国際線の場合、荷物をピックアップしなくても良い場合があります。
この際には飛行機を降りた後に、乗り継ぎ専用の入国カウンターがあります。
ここで普通のカウンターで入国審査をすると、電車に乗って荷物受取レーンにまで向かう事になり、更に出口を出てもう一度出発ロビーに向かう事になりますので注意しましょう。
この専用入国ゲートは、一般入国ゲートの一番右側に設置されており、わかりやすく表記されていますのでまず間違える事はないはずです。
この専用ゲートを抜けるともう一度国際線出発ゲートへと向かう事が出来ます。
トランジットに必要な時間
北京首都国際空港T３はかなり大きい空港です。
例えば北京空港から普通に国際線の便に搭乗しようとすると、荷物を預け終わった時点から計算しても搭乗ゲートに向かうまでに1時間は見る必要があります。
とにかく出発時に一番時間がかかるのがセキュリティーチェックで、到着の場合は入国ゲートに異常に時間がかかります。
異常なまでの効率の悪さと、大勢の人で普通では考えられないほどの時間がかかりますので注意しましょう。
国際線～国際線で荷物を取る必要がない場合は比較的スムーズですが、もしこれがターミナルの移動も含まれていた場合、2時間はまずきついと考えた方が無難です。
以前国際線に搭乗してT2で入国診査をしましたが、1時間30分を費やしました。
T3も最低でも30分は掛かると見越しておいてください。
