喉が痛い時に服用する「双黄连口服液」って何?

喉が痛いなど軽度の風邪には「双黄连口服液」がいいらしいので紹介いたします。

中国現地で風邪を引くと非常に不安。

基本現地へ渡航中などは、日本から風邪薬等を持って行く人がほとんどです。

よく病院などに行く方は皆ご存知かと思いますが、日本での薬は

「医者が処方する薬と、市販の薬では濃度が違う」

「医者が処方する薬は保険が効くので安い」

というメリットデメリットがあります。

 

そして実際に現地渡航中に風邪にかかった場合気になるのは、

「日本から持って行った薬で本当に対応できるのか?」

という疑問も残ります。

私自身も2回ほど39度以上を現地で経験しているので、あの時の不安は今でも忘れませんし、直ぐにでも帰国して病院にかかりたい思いでした。

 

現地の軽い風邪には双黄连口服液

今私自身風邪に関しては日本の薬を服用する事はまずありません。

軽い風邪には今回紹介する「双黄连口服液」という液体状の薬を服用します。

何とも言えない甘い味がしますが、私はとても好きですし、日本人なら誰でも服用できると思います。

一箱10本入りで中にストローが入っており、このストローで開け口を破るようにして突き刺します。

値段は10~20元くらいで非常に安いのでストックしておくと便利です。

 

基本中国漢方系は効き目がゆっくり。

この風邪薬・・・本当に効くのか?というと少し疑問は残りますが、覚えておきたいのは双黄连口服液は「中药」漢方に属しているという点です。

基本漢方系の薬というのはかなりゆっくり効いてくるので、体調がおかしいな?と感じた時すぐに服用するのがポイントです。

 

この逆として、中国語で「西药」と呼ばれているいわゆる私たち日本人が普段服用しているような薬は効果がすぐ出てくるので、薬が効いているという実感があります。

症状・状況に合わせて中药と西药を持ち合わせよう。

出張や旅行時など、どうしてもパワーが欲しい時などは私も日本の薬局で市販されているような薬を持ち合わせる事がほとんどです。すぐに効果が出て来ますので一時しのぎになります。

その一方で中药は、効き目に時間がかかりますのでそれほどきつくない風邪などには積極的に漢方系の薬を用いるようにしています。

どちらにもメリットデメリットはありますが、漢方系の薬は中国現地で人気が高く愛用されています。

その理由として薬が自然の成分からなっていることと、長期的な意味で考えた時に源治治療が可能との事です。

現地の薬を服用する際は、自己責任となりますが、現地には現地の対処法があるという事で、今回紹介いたしました。