中国語会話の際にどうしたら口からすらすらと出てくるようになるのか?リアルな体験談と共にまとめました。
中国語会話を制する為の条件とは?
まず中国語を勉強しても、口から思うように出てこない・・・という方が大勢います。あなたもその一人でしょうか?この点に関して、実は話せるようになる為の条件という物が存在します。
別の言葉で言えば、話せるようになる為の要素という意味です。
気合い、努力、コツコツ、地道、環境、基礎・・・
意外にもこれらが話せるための要素と思っている人は沢山います。でもこんな答えなら、他のサイトにも載っていますので、今このページにたどり着くことはなかったはずです。
また、中にはお金って答える人もいるかもしれません。あなたはどう思いますか?
確かに、お金を使うことで得られることは沢山あります。
例えば、実際の会話シチュエーションが収められている動画だったり、音声データが沢山入っている教材だったりと、お金を払えば色々なコンテンツが入手できるので、話せるようになるような気がします。
でも、残念な事にお金を払ったからと言って必ずしも話せるようにはなりません。それらの教材を手にしてニヤニヤできるのは、ほんの数日だけです。すぐに現実というのが襲ってきて、勉強したくなくなります。
私だってそんな事何回もありました。
必要なのは、その教材をどう使いまわすかで、進歩するか?中国語会話が出来るようになるのか?結果を左右します。この教材活用方法については、後で説明します。
では次に無料で会話を身に着ける事は出来るのか?
これについては私のした経験をもとにお伝えします。
以前に、ギターの速弾きが出来なくて断念した・・・っていう内容を記事で書いた事がありますが、実は言うとその記事を書いてからまた自分の中で、沸々とギターをやろうかな・・・という気持ちになってきまして、最近YouTubeの動画で色々動画をあさってしまいました。
それで、ある方の動画がとっても親切に解説していたので、新しい発見をすることが出来ました。
私は多くの人と同じで無料が大好きな人間ですので、極力どうしたらお金をかけずに習得できるかってことをいつも考えています。
その動画ではクオリティーが高く、今まで無料で探した中で一番濃いコンテンツを提供していたので、どうやって練習したらいいのか?アドバスがとにかく適確でした。
動画視聴回数も相当なものでしたので、これは!!
出来るようになるかも!!
と、私をその気にさせてくれたんです。
しかも彼が提供している動画は、速弾き出来るようになるとどういうふうに自分が進歩していくのかを詳しく解説していたので、自分がいまどの段階にあってどう強化してくべきかが分かり、とってもよい動画でした。
でも、その動画を見ていたある日はっとさせられたんですよ。
「またもや無料教材に頼ろうとしている・・・」
自分はさんざん無料教材で濃い内容を得られない事を身を持って体験してきたのに、またもや無料に頼ろうとしていました。そう、何でもお金を出して、真剣に勉強すれば出しただけの見返りは帰ってくるという事です。
しかし、その動画を見ることから得られたことも沢山あって、もしちゃんとしたスキルアップの為の全体像みたいな物が描けたらもっとわかりやすいと思いました。
例えば、
1、初めはこれをしてこうする。
2、次にこの段階に来たらこうする
3、こうなったらこうする
4、最後にこうなる
みたいな指針が欲しいですよね?
恐らくお金を払う個別レッスンみたいになれば続くんでしょうが、それがないと諦めてしまうんです。
ギターの記事を書いてから数日間また練習をしましたけど、やっぱりまた弾かなくなってしまいました。
中国語の勉強だって同じですよね?やること沢山あって、話せるようになるのに時間がかかることくらい、初めから分かっているんです。
でも、具体的にどうやって勉強していって、どうなったら次に何をするのかの指針がないと、やっぱり勉強したくなくなっちゃいます。
ちなみにどういう人が中国語を話せるようになるかというと、ギターや他の学習と同じで、すべてのスキルが上がったときに話せるようになります。
話せるようになるのは、一番最後です。
なぜ無料は上達しないのか?
では次に、なぜ無料だと中国語が上達しないのか?会話が出来ないのか解説していきます。
最近はインターネットのおかげで何でも調べられる時代になりました。あなたが今このページにたどり着いたように、私もネットを日々200%活用しています。
私は中国で初めていく場所だったりすると、百度地图という現地で使うネット地図があるんですが、それを常に持ち歩いています。
この百度地图は、どのバスに乗って、どこで乗り換えたらいいのかを教えてくれるので非常に便利です。
では無料で便利なインターネットを使って情報を調べるときの注意点ってなんだと思いますか?それは、何が真実で、何が真実でないかを見極めること。そして、情報の真の価値を見定めることです。
例えば、私は中国に留学しながらも自分でネットを使いながら中国語の勉強していました。
なぜならば、先生は中国語しか話せないので、一生懸命解説してもらっても、分からないところは分からないままだったのです。
今となれば、聞きとれるので問題ないのですが、以前は聞き取れないので、どうしてもわからない場所は自分で調べる必要があったのです。
それでネットで中国語を調べていて気づいたことがあるんですが、本当に良質のサービスを提供しているサイトって、すごく少ないんです・・・
どういうのが良質で どういうのが質が悪いのかというと、
良質なサイトは例えば、問題点を明確に記していること。低品質のサイトは、参考書からの引用。
学校での説明が分からず、日本で買った参考書でも分からないのでネットで探すわけですが、出てくるのはすべて参考書の難しい解説のみ・・・ですから、ネットで勉強するのって意外に大変なんです。
でも、高品質のサイトを見つけた時・・・その感動は大きいです。
ただ、高品質かどうかなんて初心者の頃には分からないですよね?私が初心者の頃に参照していた高品質だと思っていたサイトがあったのですが、今見れば「間違いがあり低品質でした」
現在の私は中国語に加えてサイト構築の知識も少なからずあるので、必ずしも正しいコンテンツが検索上位に表示されるとは限らない事を知っています。
ネットはあなたが想像する以上に荒れているんです。
そこで、一つ提案したい事は脱無料という概念です。
この点一つ例を挙げて考えてみたいと思います。
主婦って毎日とても忙しいですが、家事をする時に便利な物って何でしょうか?
・ちょっと残り物を温めるのに役立つ電子レンジ。
・ボタン一つで乾燥までしてくれる全自動洗濯機。
・ボタン一つで設定した温度で決まった水量をおふろに入れてくれる自動湯沸かし器。
ざっとあげてみましたが、これらが無いとどんな事になりますか?私はこれらすべてを中国で経験したことがあるのですが、電子レンジがないと、温めるのに鍋に水を張って蒸し器で温めます。
2層式洗濯機が壊れていた時期は、毎回自分で水をくんで注ぎ、それを、洗い、すすぎ計4回くらいしました。
1年前住んでいた場所は湯船付きなんですが、当然自動湯沸かし器は付いていないので、ガス鍋で温めて、お湯をつくって、水と混合させながらちょうどいい温度にしていくんです。
要するに、非常に時間がかかり、面倒な作業です。
では、電子レンジ、洗濯機、自動湯沸かし器・・・これらはどうやって得たのか?
という所に最大のポイントがあります。
そう、お金を出して買いました。お金を出して買ったことで自動化され、楽になりました。
中国語の勉強も同じことで、無料ばかりにこだわってとにかく無料で学ぼうとする人というのは、なかなか進歩できませんし上達しません。
電子レンジや全自動洗濯機が手動の力に勝っているのと同じように、ここぞ!!という時には、買った方が全然楽になります。
むやみに買うのはお金の無駄ですけど、どうしても・・・っていう時は、買うのも一つの方法です。
この脱無料という概念を少しでも取り入れる事で、あなたの中国語は新しいステップへ進むきっかけへとなります。
しかし、もしあなたが今教材を購入してみようという気になったのであれば、注意するべき点があります。焦って購入を急いではいけません。
いくつか例をあげますが、
本屋で売られている参考書はあまり参考になりません。私なら、立ち読みして情報を無料で持って帰ります。なぜなら所詮2000円程度で得られる情報というのは対した事ありませんしネットで十分検索出来ます。
本で勉強して、その内容をネット上で流出させているようなものです。
また、1万円以上するスピードラーニングやその他情報商材は、気を付けないと内容にガッカリします。
値段だけですべてを決めてはいけません。
留学やSkype学習は効果がかなりありますが、無駄にお金を使わないために始めるべきタイミングがありますし、すべての人が導入できるとは限りません。
大切なのは、お金をかけるべき時が来たら行動し、それ以外は無料で頑張るというのが得策です。
脱無料後に絶対必要な、有料教材フル活用法
では、無料教材から有料教材へと手を出した際に注意するべき点を取り上げていきます。この概念を知らないと、出したお金が無駄になり、中国語の上達を妨げる事になり、すべての項目がレベルアップしないので結局は話せないという結果になります。
中国語を勉強している人を見ていると、進歩している人と進歩しない人がいます。
その違いってなんだと思いますか?よくある答えは、
一生懸命勉強しているから・・・というありきたりの答えです。
確かに勉強時間は進歩に比例するかもしれません。でもやる気がない人を除いて、大体の人は真面目に勉強していますよね?
では違いはどこにあるのか?ここから解説していきます。
例えば学生時代の授業の様子でもいいですし、何かの講習でもいいのでその時の事を思い浮かべてみて下さい。
私は以前ある講習会に参加したときに、ふと気づいたことがありました。
1、寝ている人。
2、ぼーっと聞いている人。
3、必死でホワイトボードのメモを取っている人。
実にいろんな人がいます。では先ほどの3種類の中で誰が一番真面目で結果につながるでしょうか?3番目のような気がしますが、実は3つとも進歩に繋がらないんです。
なぜならば3番目のタイプというのは、ひたすらホワイトボードに書いてあることを写し書きしているので、脳が写すという事にしか集中していません。
本当のメモの取り方というのは、
☆講習を聞きながら、自分だったらどうするだろうか?
☆こうしたらもっと良いに違いない。
☆ここはこんな風に改善できるな。
などと、自分の今の状況とリンクしながら聞くことです。それで、ノートに書く文章というのは、ホワイトボードの写しではなく、自分の言葉で書いた要点、改善点だったりします。
つまり、聞いた内容から少しでも多くの事を吸収してみせるぞ!! というスタンスで望んでいるために、絶えず新しい発見があったり、自分の改善点が見つかったりするんです。
そしてそれが出来てこそ、応用という概念が生まれてきます。
中国語の勉強でも同じ事です。言語学習にゴールというものはありません。自分で定めた基準のゴールというものはあるかもしれませんが、もしゴールについた段階で勉強を辞めてしまえば、中国語はどんどん話せなくなっていきます。
ですから、中国語というマラソンを一旦始めたのであれば、絶えず走り続ける・・・つまり意識的な努力が必要になります。
そのように教材を勉強していくと、教材の内容に書かれている例文だけではなく、他の例文も組み立てられるようになってきます。なぜなら応用がきく人というのは、そのシチュエーションが浮かぶので中国語会話は1パターンではないという事に気づくからです。
これに気づければ、中国語が口からすらすらと出てくるレベルに達するためには、会話帳などで勉強しても意味がない事に気づくはずです。
もっと根本的な・・・
それぞれの単語に対する理解度だったり、文法の細かい言い回しとか使い方に注目するようになるはずです。
私自身それに気づけた・・・と言うのが幸いでした。
この方法に気づけたとき、見る見るうちに進歩しましたし、話せるようになって来たときに、
「自分は今まで何で話せなかったのか?」という明確な答えを出すことが出来るようになりました。
この事からある気づきが1つあると思います。それは、
話せるようになるための要素・・・というものが確実に存在します。
今あなたが一生懸命勉強しているのに話せないのであれば、それは確実に、ある要素が足りないために話せないのです。
ある項目は十分でも、足を引っ張っている項目があるために、会話を妨げています。
よくコップに水を注ぐ例に例えて考えることが出来ますが、コップのある部分が欠けていたとしたらどうなるでしょうか?水を注いだ場合、何処まで注ぐ事ができますか?切れ目の部分までです。
周囲は切れ目よりも高かったとしても、水位はその切れ目を超えることはありません。
中国語学習も同じで、リスニング、単語力、文法力、等それぞれ項目がありますが、それらを並行してレベルアップしていかなければ、話せるようにはなりません。
これら均等にレベルアップを果たした結果、最後に中国語が話せる!すらすら出てくるようになる!という状態が可能です。
もしどれかが欠けていたとすれば、あなたの中国語はその最低基準でしかないんです。つまり、日ごろから自分の状態をチェックして、何が苦手なのか?何を克服で来ていないのかを分析していく必要があります。
でもこれらは、自分に謙遜にならないとわからない点です。自分では出来ているつもりでも出来てないっていう事はあり、私は痛いくらい悩まされてきました。
ですから、普段から自分自身を意識しながら勉強に取り組み、弱い部分は後回しにしないで、そこから攻めていく!
くらいのスタンスで行かないと、進歩しません。
完全な人は当然いませんが、多くの人が、このバランスに欠けていると思うので、なるべく均等を保つように勉強していく・・・そうすることで、順調に上達していくことができます。
日本人にとって難しいと言われているのが、発音と文法。
これらを本当に人に説明できるくらい癖や特徴を掴めているかどうか、もう一度考えてみられることをお勧めします。
そして、行動を起こすときは早ければ早いほど効果が期待できます。
頑張って、これからも勉強を続けて言ってください。