中国語の可能補語がよくわからない人の為に解説した
非常にわかり易い動画です。
レビュー:★★★☆
《ここがオススメ》
可能補語の外観をする事ができ、方向補語や結果補語との
関連性が理解できるのでおススメ。
《この動画の要約》
・動詞と結果補語、または方向補語の間に
得や不を入れて、その動作の結果や方向が実現可能か
不可能かを表す文法の事を、可能補語と言う。
・可能補語には否定形が圧倒的に多く使われる。
例文
・隣の音楽の音が大きすぎて、うるさくて眠れません。
隔壁的音乐声太大,吵得我睡不着
・私は英語が話せませんが、読むことはできます。
我不会说英语,但是看得懂
・本文がこんなに長いのに、どうやって暗記できるんですか?
课文这么长,怎么背得下来
可能補語の肯定系はあまり使われず、
主に疑問文及びそれに対する答えの文(反語文)に
用いられる。
更に肯定と併用したい場合は、能を追加することもある。
・可能補語の肯定系はあまり使われないため、
能を使う事が多い。
・うちの会社の食堂は5元もあればお腹いっぱい食べれます。
我们公司的食堂五块钱就能吃饱
《コメント》
中国語の可能補語や方向補語と聞くと、
分け分から無くなる人が多いが、今回の動画でだいぶ
理解を深められたに違いない。
他のサイトでも解説されているが、
可能補語は,結果補語と方向補語から派生してできる。
この意味が分からない場合はこう考えよう。
可能補語
⇓
結果補語 方向補語
つまり位置づけが異なる。
動詞の後に来る単語で、
結果を強調したいのか、それとも物が移動した事を
強調したのか・・・
観点によって、結果補語なのか方向補語になるのかが
変わってくる。
しかし、それが結果補語だろうが方向補語だろうが、
すべては可能補語というくくりで考えることが出来る。
このように考えてみると、一見難しそうに見える補語関連の文法も
すっきりするのではないだろうか?
自分は英語が出来ないのでなんとも言えないが、
中国語に限っては、〇〇補語や〇〇文と言った、
見た目で想像がつかないような名前が付いていることに
よって、学習意欲が下がるとともに理解力も低下する。
しかし、中国語の文法はそれほど難しくはないので、
しっかりと文法に向き合っていってほしい。
文法をしっかりと勉強する事が確実にゴールに
つながるのは確かだ。