中国語が上手な人って何かが違うと思いませんか?
語学センスのある人っていうのは確実に存在します。
今回は中国語発音のセンスがいい人の例を挙げ、
検証していきます。
センスのある人とない人の違い
中国語の発音は一種の難関と言えます。
発音が上手か下手かなんて、自分で判断するのは
なかなか難しいですよね?
しかも、もし相手が褒めてくれたからと言っても、
その人が本当に褒めているのか?
それともあなたを喜ばせるために 基準を低くして
言っているのか?
その真相は意外にも分かりません。
例えば、普通の人なら演説をする機会なんて
ありませんし、
普通の人は学校を卒業すれば、字を毎日書いたり
する機会なんて言うのもありませんよね?
でもブログを頻繁に更新している人なら字を打つ事が
多いかもしれませんね。
そこで、もう一度文章を作成した後に、自分の文を読み
直してみて下さい。
すると意外にも誤字脱字が多かったり、
文の構成がおかしかったりするのに気づきます。
中国語の発音も同じことで、
自分では上手く発音できていると思っていても、
録音してみると自分のイメージと違ったりすることも
あるものです。
しかし、中にはそのセンスが抜群に優れていて、
微妙な違いも聞き分けてすぐに自分のものに出来る人もいるんですよ。
正確な発音の特徴
基本的に発音が良くて現地の人と分からないレベルの発音と言うのは、
このように分けることが出来ます。
1、声調が正確である。
2、ピンインの発音が正確である。
3、速度が速すぎず遅すぎない。
4、イントネーションが正確である。
この4つの項目をクリアしたときに、
現地の人と区別がつかない発音になります。
しかし残念な事に多くの人が1と2を達成できません。
そして、更に言うと4のイントネーションを再現できない人が
たくさんいます。
実はどの言語にもイントネーションという物が存在して、
中国人がしゃべるイントネーション
日本人がしゃべるイントネーション
韓国人がしゃべるイントネーション
欧米人がしゃべるイントネーション
が存在します。
私たち日本人は2番目に属しているのですが、
とにかく日本語とそのままのトーンで発音するものですから、
抑揚の付け方、表現の仕方(語尾が丸くなる)
が日本語っぽくなって、
中国語っぽくなくなってしまいます。
それに加えて、日本人が苦手な、 ke や fu huの区別が
出来ていない人がほとんどなので、
更に日本語っぽく聞こえてしまいます。
今私が言っている事が上手く理解できない人は、
外国人が日本語をしゃべる時の癖を探ってみて下さい。
例えば、欧米系の人が日本語を話すときって、
アクセントの位置が違いますよね?
例
私は日本人です
を彼らが言うと、
ワッタ↑↑―シハ、 ニッホ↑↑ーンズィンデース。
ってなります。
つまりアクセント(抑揚の違い)とはその事を指します。
ですから、
リスニングの際には、どのように発音しているかに加えて、
どのようなイントネーションで言っているのかを
しっかりとおさえるようにしましょう。
違いを見つけて修整する能力がずば抜けている
センスある人とセンスない人では、習得のスピードが違います。
当然センスある人は、自分の声を録音しなくても、
自分の口から出てくる言葉を自分の耳でしっかりととらえているので、
発音を間違えた時はすぐにわかりますし、
そこで修正をすることが出来ます。
でも音感に弱かったりする人は、彼らよりも意識的に努力する必要が
ありますし、時間もかかります。
でも諦めちゃだめですよ。
もし動物が発している声を真似するのでしたら、限界という物があるかも
しれませんが、私たちが学んでいるのは、
人が発している音を勉強しています。
これって結構励みになりませんか?
私たちが目指す目標って、オリンピックのトップアスリートが
目指している本の一部の人しか得られない栄光とは違い、
中国語を話す人は、世界で14億人はいるわけですから、
14億人出来るなら、あなたにも出来ますよ。
では明日は、ある程度耳慣れしてきた時に注意する点をお伝えします。