中国ビザ取得時の健康診断を北京で受けてみた【※詳細あり】

中国ビザを取得するにあたって、外国人居留証を取得するために、国が指定した病院で健康診断を受ける必要性があります。意外にも現地で取得する方法についての記載が少ないので、今回はしっかりと解説していきたいと思います。

 

北京郊外の西北旺にある国際旅行衛生保険中心

日本から仕事ビザや親族ビザ取得の為に健康診断表が必要な人は沢山いますが、中国現地で取得したいという方もいらっしゃいます。現地で取得するには、北京郊外にある国際旅行衛生保険中心という場所で健康診断を受ける必要があります。

国際旅行衛生保険中心までの交通手段

北京の西北旺は、地下鉄16号線にあります。以前は開通していなかったのでバスで行く必要がありましたが、今では地下鉄が開通して非常に便利になりました。

地下鉄16号線西北旺のB出口で降りる

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B出口で降りると、目の前に地図があります。

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エスカレータから出口を出た方向に進んで1つ目の交差点(信号)を右に曲がります。

この道は、地図上の德政路です。

德政路を東に歩いて一つ目の交差点が、国際旅行衛生保険中心です。(赤でマーキングした場所)

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交差点から見える国際旅行衛生保険中心

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 詳しい行き方

健康診断

衛星写真でわかるように、一度交差点を過ぎて横の門から入り、構内で来た道を戻るようなイメージです。そうすると以下の写真の場所に付きます。(建物入口)

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手続き・実際の手順

この建物の中に入り、まずは健康診断の申込書に記入します。公式ホームページでは予約が必要と書かれているのですが、実際に電話してみたところ、予約は必要ないとの事で、直接現地に来て申し込み表に記入します。

記入する内容は、名前や取得するビザの種類・持病があるかどうかのチェック等をする必要がありますが、実際には細かく記入しなくても大丈夫でした。

手続きの流れを概観すると、

1、申込書に記入する。(填表处)
2、記入書を提出する。(登记)
3、お金を払う場所で健康診断の費用を払う・・・600元程(交钱)
4、空いている場所から適当に診断を受ける。
5、すべて終わったら申込書の横にある(交回表格)に書類を提出する。
6、報告を4日後に受け取る。(週末・休日は1日に含めない)

 

建物内簡略図

①填表处
②登记
③交钱
④各項目ごとに異なる場所
⑤交回表格

1F

健康診断を受ける場所④に関しては正確ではありませんが、項目によって1階で出来るものと2階で行うものがありますが、行けば分かるので詳細は省略します。

2F

検査項目をすべて思い出せないのですが、レントゲン・採血・エコー検査・心電図・身長体重・視力検査程度です。30分もあれば全工程を終える事が出来ます。

全ての項目が終了したら⑤に書類を提出しますが、もし写真を持参していない場合は2階の★マークの場所で写真を撮ることが出来ます。女の人が簡単なデジカメで撮ってくれてその場で印刷してくれます。値段は35元でした。

健康診断の結果は、4日後に取りに来るか、宅急便で送ってもらうかを指定できます。宅急便の際は、中国国内の住所・電話番号を記入すれば、数日後に健康診断の結果が記入した住所に届きます。

 

中国語は必要か?

現地で健康診断を受ける・・・と聞くとハードルの高さを感じられるかもしれません。結論から言ってしまうと、中国語が出来なくても十分対応することが可能です。私がこの場所に行った時は、中国語が話せない人が沢山いましたが、彼らも皆スムーズに健康診断を受けていました。

記入表も英語の物がありますし、受付の人も外国人慣れしているので普通の病院よりも優しいです。

まとめ

北京郊外にある国際旅行衛生保険中心は、以前は不便でしたが今では地下鉄が開通して非常に行きやすくなりました。このページで少しでも健康診断に関する不安を取り除けたら幸いです。